こんにちは！東京支店の小笠原です。
6月に行った地方営業では、各県の教育委員会・市役所を周り、商品PRや学校の改修工事/新設などに関するお話を伺いました。
お話をしていく中で一番多かったのが「学校トイレの改修工事」などの部分的な工事について、二番目に多かったのが老朽化に伴う「学校全体の改修工事」についてでした。
そこで今回のサインの知恵袋では、老朽化に伴う「学校全体の改修工事」について取り上げながら、学校にオススメの室名札もご紹介していきます。
▼地方営業・学校トイレの改修工事に関してはこちらの記事をご覧ください▼
フジタの地方営業について
学校トイレの改修工事について〜近年の傾向は？〜
目次
- 老朽化する学校施設の現状
- 学校施設の役割
- 建て替えるより「長寿命化改修」
- 学校にオススメの室名札
- まとめ
1,老朽化する学校施設の現状
第2次ベビーブーム世代の増加に伴い、昭和40年代後半から50年代にかけて日本全国で多くの学校施設が建築されました。そのため、現在では建築後25年以上経過した建物の面積が全体の約7割と言われており、すぐにでも老朽化対策をする必要があります。また、耐震化対策が進む一方で、老朽化対策は十分に進んでおらず今後、改修・改築（建て替え）の需要はますます高まると想定されています。実際に老朽化が深刻な築年数が30年以上の公立小中学校は年々増加してきており平成12年度には、全体のうち19.8％、平成22年度には53.5％、平成27年度には66.5％に上がってきています。
2,学校施設の役割
学校施設には大切な3つの役割があるため、早急な老朽化対策が必要です。
十分な安全性、防災性、防犯性、清潔性が備わっており、充実した教育活動を行える環境が必要です。
子どもたちの教育施設であると同時に、生涯にわたる学習、文化、スポーツなど地域住民にとっての活動の場にもなります。また、地震などの非常災害時には避難場所として利用されます。 そのため、児童生徒や教職員だけでなく保護者や地域住民など多様な人々が利用しやすいように配慮する必要があります。
学校施設は公共施設の約4割を占めます。そのため、学校施設における取り組みを進めることにより、公民館や社会福祉施設・社会体育施設など他の公共施設への波及効果も期待されます。
学校は子どもたちの教育の場だけでなくとても重要な役割を担っていますね。
では、近年ではどのような老朽化対策を行っているのでしょうか？
３,建て替えるより「長寿命化改修」
以前のように建て替えるのではなく、国や地方の財政面を考えて「長寿命化改修」へ移行する取り組みが増えています。
学校施設の老朽化対策を効率的・効果的に進めるための新しい改修方法です。以前のように建築後（40年程度で）建て替えなくても、コストを抑えながら建て替え同等の教育環境の確保が出来ます。
性能向上を良くすることで長く使えるようになります。メリットとして工期の短縮や工事費の縮減が出来ます。
東京都にある「世田谷区立深沢小学校」では、断熱性能強化や自然換気など、通常改修では実施しないような温熱環境改善と省エネルギー化に重点をおいた改修工事を行うことで、コストを抑え長く使用出来るようになりました。
４,学校にオススメの室名札
タモプレート｜FW スイング型
| 表示基板 | タモ材練付板t18クリア塗装仕上げ |
| ブラケット | アルミ型材 焼付塗装仕上 スプリング可動式160°回転 |
| 表示方法 | UVダイレクト印刷 |
| 納 期 | 3営業日後発送 |
♦︎ポイント♦︎
・タモ材があたたかみのある雰囲気を演出してくれます。
・金具部分は、物が当たっても壊れにくいスイングタイプを採用しています。
♦︎納入事例♦︎
津山市立弥生小学校
スタンダートプレート｜NS-SP スイング型
| 本 体 | ポリカーボネート樹脂成形品 樹脂板白t1 |
| ブラケット | アルミ型材 スプリング可動式160°回転 |
| 表示方法 | UV印刷 |
| 納 期 | 3営業日後発送 |
♦︎ポイント♦︎
・シンプルな表示で分かりやすい。
・室名が変わっても、中の板を交換出来る。
・金具部分は、物が当たっても壊れにくいスイングタイプを採用しています。
5,まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、学校の老朽化対策についてご説明させていただきました。
近年では財政面の関係もあり、以前のように建築後40年程度で学校を建て替えるのではなく「長寿命化改修」へ移行する取り組みが増えているようです。
安全且つコスト削減が出来る・・・。一石二鳥ですね！フジタのサインも、壊れにくいスイングタイプのものや表示が変わっても簡単に差し替えられるものなどがございます！
学校サインに関してご検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせくださいませ＾＾
