色はわたしたちの心理や行動に大きな影響を与えていますね。
たとえば青色のもつ「信頼」「誠実」といったイメージから、コーポレートカラーに指定する企業も多いですね。
統計的に人々が色に持つイメージや好む色は決まっているため、このような効果を活かして色を選択しています。
今回は、好まれる色・嫌われる色に焦点を当てた「嗜好色(しこうしょく)」についてご説明します!
目次
- 嗜好色(しこうしょく)とは?
- 好まれる色
- 嫌われる色
- 調査方法
- まとめ
1,嗜好色(しこうしょく)とは?
色から直接的に受ける雰囲気の好みのことを嗜好色(しこうしょく)といいます。
簡潔にいうと、好きな色、嫌いな色のことです。
2,好まれる色
世界中で2万名以上に調査をした有名なデータ(1930年)によると、
好まれる色はこのようなランキングになりました。
翌年日本でも行われた色の調査でも、青が1番好まれる結果になったそうです。
3,嫌われる色
反対に嫌われる色として挙げられたのは
オリーブ、茶色、グレーなどの色みが乏しい色です。
全体的に濁った色、暗い色が嫌われるようですね。
4,調査方法
色によるイメージを調査する方法で代表的なのはSD法です。
色やデザインだけでなく、言語、概念、企業イメージ、音、感触
といった様々な対象のものを測定する方法のこと。
①「うれしい」「かなしい」など反対の意味をもつ形容詞を両端におく。
②両端の間に「非常に」「かなり」「やや」「どちらともいえない」など印象の程度を表す言葉をおく。
③①のような反対の意味をもたらす形容詞を10〜20個用意する。
④対象から受ける印象の位置を選んで回答してもらう。
わたしは、企業のロゴマークを考える際に参考にしていました。
SD法やイメージマップを用いて考えると、具体的になぜこの色を提案したのかを説明できるので
プレゼンテーションでは特に役立ちます!!!
5,まとめ
いかがでしたか?
今回は「嗜好色(しこうしょく)」についてご説明させていただきました。
嗜好色やSD法を利用することで、効果的に色を用いることが出来ますね。
企業のロゴマークや商品のパッケージなどに応用できますので、一度活用してみてください!