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こんにちは!関根です。

フジタは屋内サインのメーカーです。

基本的には販売している商品やUV印刷は屋内用のものとしております。

屋内用サインを屋外で使用することはお断りさせていただいております。

ですが、屋外のトイレサインや室名サインを設置することはもちろんあります。

屋外で使用したい場合は注文の際に「外部での使用」だと言うことをお伝えしていただくと、外部用のサインをご提案させていただきます。

今回はそんな屋外サインについてご紹介いたします。

目次目次

  1. 屋内サインと屋外サインの違い
  2. 屋外サインで使用可能な素材
  3. 屋外サインの表示方法
  4. 屋外でも使用できる商品
  5. まとめ

1,屋内サインと屋外サインの違い

冒頭でもお話ししたように、フジタは基本的に屋内で使用していただくことを対象としたサインをご提案しております。

屋外は太陽光や雨などによる自然環境に日々さらされる状態ですので、比較的劣化しやすく(汚れやすく)なります。

ですので屋内サインと屋外サインの違いはその自然環境への耐久性の違いと言えます。

2,屋外サインで使用可能な素材

屋外で使用するサインは比較的強度の強い商品でご提案させていただきます。

フジタの商品素材を例にご紹介いたします。

2

【アルミ】 ◎ 使用可能
錆びないため使用場所を選びません。
屋外用でおすすめする素材です。
 

5

【アルミ複合板】 ◎ 使用可能
発泡素材をアルミ板でサンドした軽くて耐久性抜群の樹脂積層複合材です。
アルミなので、硬く、錆びにくく屋外に掲示しても問題ありません。
 

4

【アクリル】 ◎ 使用可能
自動車のランプレンズや電飾看板のカバーにも使用される素材なので、屋外で使用しても特に問題ありません。
 

1

【ステンレス】 △ 注意
ステンレスは鉄を錆びにくくなるように成分加工したものです。
加工状態によっては錆びることもあるので問題がないとは言い切れない素材です。
 

6

【スチール複合板】 × 使用不可
スチールは鉄なのでメッキをしたとしても錆びます。
屋外ではおすすめできかねます。
 

3

【木製】 × 使用不可
フジタの木製サインは練り付け合板ですので、屋外での耐久性を考えるとお勧めできかねます。

3,屋外サインの表示方法

屋外で使用するサインには、UV印刷は不可です。
インクの特性上、ひび割れや剥がれなどが起きることがある為ご使用になれません。

屋外サインの表示は、外部用カッティングシートやインクジェットシートでの製作になります。
それぞれの特徴をご紹介いたします。

◆カッティングシート◆

外部シート

街中などで目にするシンプルな看板で使用されていることが多いカラー塩ビシート。

・素材:塩化ビニール
・取付場所:外部◎/内部◎
・納期:1〜7日(表示による)
・耐久性:5〜7年
・特徴
簡単な文字やイラストなどの表現に最適。

・メリット
屋内用・屋外用等様々な種類のシートがある
いたずらなどの人為的なことがない限り5年~7年の耐久性がある
磨りガラス、木目、ヘアラインなど柄や素材の雰囲気のあるシート種類が豊富
一度貼ったものをはがすことができるので、表示が頻繁にかわるサインなどにもよく使用される
多少の湾曲面であれば圧着できる

・デメリット
細かい表示の製作が困難であり、多色の表示の場合は一色ごとの加工が必要になるなどの制限がある

 

◆インクジェットシート◆

情報誌メディックス施工前2

専用の塩ビシートにインクジェットプリンターで出力をする印刷方法です。
表面をラミネートフィルムでオーバーコートしているものが一般的です。

・素材:塩化ビニール+低溶剤タイプ(SS21インク)
・取付場所:外部◎/内部◎
・納期:2〜7日(表示による)
・耐久性:5〜7年

・特徴
インクジェットプリンタで印刷した多色の印刷を、ラミネートフィルムで保護したもの

・メリット
細かい文字や、写真などの高解像度の色印刷に最適
ラミネートフィルムで保護をしている為、外部でもある程度の対候性がある。

・デメリット
全面に貼付ける一枚ものの表示のため部分的な修正ができない
インクの完全な乾燥に丸一日かかる
製作完成までの行程が多い。(出力→乾燥→ラミネート→カッティング)


関連記事も是非御覧ください。
あなたが求めるサインに最適な印刷方法・表示方法
カッティングシートには屋内用・屋外用がある!|知っておきたいカッティングシートの知識
カッティングシートでも多色はできま・・・す!
フルカラーや細かい文字もOK!|インクジェットシートの基礎知識


4,屋外でも使用できる商品

フジタの商品で屋外使用できるものをご紹介いたします。

◇アルミプレート◇

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先ほど紹介した外部◎の素材、アルミが本体のサイン。

なめらかなアルマイト仕上でカッティングシートやインクジェットシートとの相性も抜群です。

一つ注意していただきたいのは、スイング型の中のバネは錆びやすいので突出サインは固定型をおすすめします。

(※同じアルミ製ではありますが、エンボス加工をしているプララインプレートは表示方法がUV印刷なので、屋外で使用することはできません。)

アルミプレートの仕様詳細はこちら

◇アルミフレームプレート◇

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表示基板はアクリルでフレームがアルミのサインプレート。

屋外使用◎のアルミとアクリルなので問題なくご使用いただけます。

アルミフレームプレートの仕様詳細はこちら

5,まとめ

いかがでしたか?

今回は屋外使用可能なサインをご紹介いたしました。

外部での使用は可能ですが、どんなに耐久性のある素材・塗料を使用しても、自然環境にさらされている以上は劣化を完全に防ぐことはできません。

設置位置は軒下など雨掛かりの少ない場所に設置していただくことをおすすめいたします。

他にも屋外サインについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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