避難アイ

こんにちは!光宗です。

日本は災害の多い国、災害大国と呼ばれています。
地震をはじめ、津波や火災などいつ起こるか予測できない災害に備えなくてはなりません。
災害が起こらないに越したことはありませんが、
もし起こってしまった時にどう対応するか、どう準備しておくかが重要です。

今回は避難する際の誘導表示「避難経路図」についてご紹介します!

目次目次

  1. 避難経路図とは?
  2. 製作手順
  3. 納入事例
  4. まとめ

1,避難経路図とは?

まず避難経路とは、避難の際に使用される屋内や屋外の道筋のことです。その道筋を示した図を「避難経路図」と呼びます。

避難経路は多くの場合、設計段階から安全に避難が出来る道筋として設定されています。
また、避難経路には誘導灯と非常灯が設置されていて、廊下や部屋などの見やすい場所には避難経路図が掲示されています。
これらは建築基準法で設置が義務付けられているものです。

建築基準法 防火管理等(一部抜粋)

防火管理に係る消防計画に基づき、次に掲げる事項が適切 に行われていること。
・避難施設の点検及び維持管理並びに避難経路図の掲示 その他の避難施設の案内に関する事項

上記のように、避難経路図の掲示について書かれています。

2,製作手順

フジタで避難経路図を作成する場合は、基本的に他の案内板と手順は一緒です。

まず原稿として図面を書き、ご承認をいただければ製作という流れです。
案内板の原稿をお書きする際にも必要になりますが、
建物の平面図データをいただいて、トレースをして作図していきます。

案内板の原稿作成については、こちらの記事をご覧ください↓

お好きなデザインで案内板の原稿をお作りします!

3,納入事例

実際フジタで製作した避難経路図をご紹介します!

平面図を描くところまでは通常の案内板と同じ手順ですが、
避難経路図にはプラスして避難経路を示した矢印を記載します。

避難1

また、非常口マークをピクトで表現する場合もあります。

避難2

平面図下に「避難時は矢印の方向へ避難してください」と記載する場合もあります。

避難3

避難経路図には設置場所やサイズ、表記の明確な決まりがありません。

部屋ごとに設置する場合もあれば各階に1台という場合もあったり、通常の案内板と併用して表記する場合もあります。
好ましい形としては、各部屋から避難の際外に出てすぐにどちらの方向が非常口か、わかるような場所に設置することをオススメします。

非常口サインの関連記事はこちらをご覧ください↓

安全対策は大丈夫?電力不要で光る!蓄光サインの豆知識

5,まとめ

いかがでしたでしょうか?

最近お問い合わせが多くなってきたので、避難経路図についてご紹介しました。
お客様ご希望に沿った図面の提案から、どんなものをつければいいかわからないといったご相談も受け付けております。
ご興味のある方は是非一度、お問い合わせくださいませ!

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