こんにちは高井です。
早速ですがフジタに静電気を除去する装置が導入されました。
この装置の導入により製作過程での問題点が改善されたのでお知らせです。
フジタで大活躍しているUVダイレクト印刷ですが、
印刷をする際にとても神経質になるのが、印刷面に付着する“ほこり”です!
このほこりは、板の切りくずや、衣類の繊維等、とにかく小さい物なので、
ほこりやゴミが印刷面についていない事を注意深く見ていても、
印刷した後で、ゴミが付いていたことに気付きせっかくの印刷が台無しに・・・
なんてことが度々起きていました。
この問題を解決すべく、線電気除去の布や、エアーでごみを吹き飛ばすなど
対策はしてきましたが革新的な物を得る事はできておりませんでした・・・
しかし、先日フジタも出展いたしました展示会にて、この装置と出会うことができたのです!!!
一般的に塗装品や印刷物を製造される会社に導入されているそうで、
装置の中を通過した物体の静電気と、まとっているほこりを除去できるとのことです。
実際にフジタでも導入に当たり、
協議をする中で驚愕の事実が発覚しましたそれは、
傷やほこりの付着を守る目的で、
印刷の直前まで板面には養生シートが張られているのですが、
印刷の際にこのシートを剥がすことにより、
5000~10000ボルトもの電気が発生していることが発覚しました!
そのせいで、いくらほこりを飛ばしても、
空気中のほこりやゴミが発生した静電気により再び付着すると言う事が起きていたことがわかったのです。
上記の問題が、この装置の導入によりすべて解決です!!
※注意:これでほこりは完全に「0です!」と言うわけではございませんので誤解しないでくださいね(笑)
実際にこの装置により静電気問題が大きく改善されたので、
「我が社にも導入を!」を思われた方は、
工場見学に来て下さいね。