こんにちは。

京都の真木です。

もう12月26日ということで、今年も終わりですね。。。

今年のクリスマスも寂しく過ごしたので、来年は楽しく過ごしたいものですね(笑)

 

さてさて、今回は京野菜の農家をしている友達の手伝い?みたいなことをしてきたので、御紹介させて頂きます。

友達が栽培しているのは、この時期有名なすぐきで、漬物屋さんやスーパーの店頭に並んでいる光景をよく見ます。

すぐきとは、酸茎菜と呼ばれる蕪の仲間で、上賀茂神社周辺で栽培されてことが始まりです。千枚漬けや柴漬けと合わせて、京都の三大漬物と呼ばれています。実際に収穫したすぐきがこちらです。

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三角錐?みたいな形をしているので、そんなに引っこ抜く事は難しくありませんが、これを何百本抜くとなると過酷です(笑)

この収穫したすぐきを、水で洗って土を落として皮むきをしていきます。

この皮むきの作業がとても難しく、綺麗に皮だけを剝いていかないと身の部分がどんどん削れて小さくなってしまう事と、剝いた後の形も決まっているので、その形にしていかないといけないのです。

勿論、手先が不器用なので私は戦力外です(笑)

そして、大きな樽の中に大量の塩を投入し、下漬をします。

またここの塩加減も難しいそうです…

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こうして、下漬が終わったらそれぞれサイズ別に小さな樽に隙間なく詰めていき、1段ごとに塩をかけて、天秤をかけます。この塩加減と天秤の重し具合で味が左右されるとの事です。

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こうして、7日間程漬けて完成します。

中々こういった工程を見ることが出来ないと思うので、物珍しいかと思います。

かなり乳酸菌の詰まった漬物ですので、食べられる際はお腹に気を付けて下さい(笑)

それではまた!