こんにちは!本社の村川です。
フジタのNO.1がテーマなので何が自分が1番かなと考えました。
現在、インクジェット出力担当になって居るため、今年フジタで1番インクジェット商品を製作して居るのは私だと思います。(ドヤッ)
フジタではインクジェットシート商品の製作の際、できるだけ出荷日の近い商品をまとめて製作するようにしています。
まとめて出力した方がメディアについた埃によるピンホールのリスクは減らせる・メディアの無駄を無くせるなどのメリットがあります。
さて、そんな私は先日、山崎とともに大阪にあるインクジェットマシンのショールームに視察に行ってまいりました。
現在フジタではミマキ社のJVー33というインクジェットマシンを使用しております。
優秀なマシンであるJV-33ですが、だいぶ長く使っており、買い替えを検討しております。
今回は、インクジェットマシンの買い替えにあたり注目した5つのことをお話ししたいと思います。
買い替えご検討の際に参考になればと思います。
目次
- その1!印刷の性能
- その2!ハードの性能
- その3!ソフトの性能
- その4!メンテナンス
- その5!価格
- まとめ
1,その1!印刷の性能
やはり、インクジェットマシンのメインである印刷の美しさは大切ですね。ヘッドが6色タイプなのか8色機なのかといった性能の違いは大きいですね。8色タイプはあざやかな色も綺麗に出やすいです。
今回、印刷サンプルで違いを実感したのはオレンジの鮮やかな色ですね。混色で今まで作られていた色が特色インクとして出す鮮やかさは違いが出ます。
購入検討時には印刷サンプルがもらえますが、サンプルには綺麗なものなど出すはずないので、実際の印刷を見せてもらい、印刷時のインクの発色はもちろんですが、細い線がクリアに出るか、細かいインクが周りに飛び散ることによるぼやけはないかも注意しました。
印刷は現在フジタにあるマシンでサンプルを出力し、パス数(同じ箇所を何回に分けて印刷するか)や解像度(画像の細かさ)を同じ設定で、デモ機で出力し見比べを行いました。
ピンホールやホコリが入りにくい作りをしているかもチェックですね。
2,その2!ハードの性能
次にチェックしたのはハードの性能です。
用紙(メディア)の送りがスムーズか、長いシートを出した時の自動巻き取り機の仕組みはあるか、使いやすそうか、用紙(メディア)が変えやすいかといったことをポイントに見ました。
フジタでインクジェットを扱うのはデザイン部門の女性社員なので、メディアロールを交換するときは二人掛かりだったりします。マシンによってはジャッキがついていたりもするのでありがたいですね。
3,その3!ソフトの性能
お次にソフトの性能です。
マシンを動かすリップソフトが見やすいか(専門的すぎる使いこなせるか心配)、トリミング、コピーなどはやりやすいか。測色機に対応しているか。メディアごとに最適の色合わせ機能がついているかなどがあります。
4,その4!メンテナンス
その4!メンテナンス
お次はメンテナンスについてです。
日常のメンテはしやすいか、問題が起きた時の対応はどうか
(電話対応なのか、来社してサポート対応してくれるプランがあるのか)などを見ました。
5,その5!価格
最後にあげましたが、ビジネスをする上では一番重要とも言える・・・価格です。
本体価格に目が行きがちですが、インクジェットマシンなどプリンターはインク代・メンテナンスアイテムといったランニングコストも安くはありません。
特にインク代は大きいです。
今使っているインクジェットマシンはCMYKLcLmの6色対応です。
買い換えを検討していたのはCMYKLcLmの6色にくわえO(オレンジ)G(グレイ)の8色+1色(白orメタルorクリア)の9色が搭載できるマシンでした。
先にお話しした通り、色が多い方がクリアな発色ができるようになりあざあやかな色も綺麗に出ます。
・・ただ、その分インクのコストは上がりますので、注意ですね。
6,まとめ
以上、大きく5つに分けて今回視察に行くにあたって考えたものをお話ししました。
また正式に新しいマシンが導入されたらご報告させていただきますね!