こんにちは!京都本社の今井です。
8月31日です。学生の方は夏休み最終日でしょうか。
夏休みが懐かしいです。もうあの頃には戻れないと思うと涙が出てくるような気持ちになります。
今年の夏も暑かったです。まだまだ残暑が続きそうですので体調に気を付けていきましょう。
目次
- おすすめの本
- 10年前の花火
- まとめ
1,おすすめの本
今月のテーマは「仕事に役立つおすすめの本」です。
仕事に役立つ本とはとても悩みますが、ここは私の好きな志賀直哉の『小僧の神様』をご紹介します。
とてもざっくりとあらすじを説明します。主人公は秤屋に奉公する仙吉という少年です。
「鮨という食べ物が美味いらしい」という噂を聞き、食べてみたいと憧れを抱く仙吉でしたが、奉公人の仙吉に自由に使えるお金は無く、食べたいものを食べることはできません。
ですがなんやかんやありまして、仙吉は貴族議員のAに鮨をご馳走してもらいます。
仙吉にとって自分に鮨を食べさせてくれたAはまるで神様の様な存在でした。仙吉は今後どんなに苦しい事があってもこの時の事を支えに頑張っていこうと思います。
この本のおすすめポイントは、読んだ後に前向きな気分になれることです。
仕事に限らず人生には辛い事、苦しい事、自分ではどうにもならない事があると思います。
「頑張ればきっと良い事がある、誰かが見てくれている」とよく言いますが、人生頑張ったとて必ず報われるわけではない、ということは生きていてだんだんと分かってきます。
ですがこの本を読むと、努力が報われるとは限らないとしても!「頑張ればきっと良い事がある」と信じる気持ちを肯定してくれている気持ちになります。
小説は読んだ人それぞれの解釈があるので、ぜひ読んで下さい。
2,10年前の花火
今年の夏らしい思い出は、家族で花火をしたことです。
母が掃除をしていると、家の中で忘れ去られた花火が見つかりました。
よくスーパーで売っているような家庭用花火の詰め合わせセットです。
その花火は亡くなった祖父が近所の納涼祭のビンゴで当てたらしい?もので、約10年前のものでした。
10年前の花火は果たして安全にできるのか?
そのまま捨てるのももったいないのでネットで検索。どうやら湿気ていなければ火が付くので安全に使用できるとのことだったので、十数年ぶりに家族で花火をしました。
あいかわらず写真のセンスは皆無ですが、少しでも夏らしいことができてよかったです。
秋になっても熱く頑張っていきます。