こんにちは、京都本社の西澤です。
3月もほぼ最終日です。
今年もやつらの季節がやってきます。

自覚症状のみで病院に行かない方も多いので、
きちんとした割合は不明とのことですが、
東海地方の方々の発症率が多いようです💡
点字の文章の始まりについて
先日、点字の文章の始まりやマス空けについてお問い合わせをいただきました。
視認文章と触知文章では異なるルールがあります。
そのため初めて点字の文章を見る人には違和感があるようです。
ざっくり説明したいと思います!
2マス空けの基本
まず、フジタで点字の文章が使われている代表的な商品としてFH110シリーズがあります。

インターホンのご案内ですね。
右、左、上、下、介助、インターホンのご案内単体があります。

文章の始まりが2マス空いています。
点字の1文字は6点からなるマスが基準になるので、
並べると4点分のマスが開くことになります。
見出し、表題がある場合
次にフジタの商品で文章がよく用いられるのは案内板の凡例部分です。

上記のように上の文章になればなるほど文頭のマスが空いています。
この2マス空けは、文意の把握や文章の切れ続き、
文の構成や修飾関係を考えながら読む必要がある時に重要なポイントとなってきます。
実は点字は日々進化しており、句読符が使われない時代もありました。
現在ではそれらも用いられるようになり、視認する文章とあまり変わらない文章体になっています。
しかし、記号類を用いず、書き流しで別の要素が羅列されている場合も多く、
特に案内板の凡例ではこの2マス空けが段が変わるたびに用いられています。
そのほか、フジタで使われている点字に関しての記事も
知恵袋でまとめられているのでぜひご覧ください。
まとめ
繁忙期ももう終わりが見え、今週末には全体会議と入社式を迎えます。
今年の新卒新入社員は5名!
フジタでは挑戦できることが多く、その分覚えることも多くあります。
私も入社した時にはまさか点字の説明をするとは予想しませんでした。
まずはできることや知識が増えていくことにやりがいや楽しさを感じてもらえればと思います。