こんにちは!光宗です。
東京2020組織委員会は2019年3月12日に、
「東京2020オリンピックスポーツピクトグラム」を発表しました。
ピクトグラムはそれぞれの競技を正確に表すと同時に、
世界中の人々とのコミュニケーションツールとして情報を伝える大切な役割があり、
大会を成功させる上で欠かすことのできない存在です。
また開催期間のみならず、記憶の中に東京2020オリンピックを印象づけるものとされています。
目次
- コンセプト
- ピクトの種類
- テーマカラー
- タイプの違い
- まとめ
1,コンセプト
そもそもオリンピックのスポーツピクトグラムは、
1964年開催の東京オリンピックで生まれました。
オリンピック開催まで半年となった頃、
若手デザイナーが集まり来訪者をもてなす方法として発案されたそうです。
3ヶ月という短い制作期間の中で、競技種目のピクトグラム20種類、
シャワー等設備のピクトグラムが39種類作成されました。
現在世界各国で使われているトイレピクトも、この際に生み出さたものです。
当時のトイレピクト↓
東京2020オリンピックスポーツピクトグラムでは、
情報伝達という考え方を継承するだけではなく、
躍動するアスリートの動きを魅力的に引き出すデザインとなっています。
2,ピクトの種類
今回のオリンピックでは、
全33競技50種類のオリンピックスポーツピクトグラムが作成されました。
3,テーマカラー
東京2020スポーツピクトグラムは、
大会ブランドの一貫性を大切にするため、エンブレムブルーを基本カラーとしています。
加えて、東京2020大会の会場装飾等に用いられる、
紅(くれない)、藍(あい)、桜(さくら)、藤(ふじ)、松葉(まつば)
をサブカラーとして設定しています。
4,タイプの違い
同じピクトでタイプが2種類展開されております。
1つはピクトグラム単体で表現される「フリータイプ」です。
もうひとつは、東京2020エンブレムをイメージする
円形の中におさめられたデザインの「フレームタイプ」です。
フリータイプは、主にポスター・チケット等に用いられます。
また、フレームタイプは、地図表記・サイン類・Webサイト等で
競技に関する情報伝達のために用いられます。
公式ホームページ
https://tokyo2020.org/jp/news/notice/20190312-01.html
5,まとめ
今では世界各国に広まっているピクトグラムが、
日本発祥というのはとても誇らしいですね!
更に進化したオリンピックピクトも含めて、
2020年の東京オリンピックに期待です。