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ケンドン式という脱着方法をご存知でしょうか?

室名(部屋)の移動や変更はよくあることです。そのため室名サインは容易に変更できるものを望まれる事が多々あります。

フジタにはそんなニーズにあったサインを多く取り揃えています。
今回はその中で“ケンドン式”のお話をしたいと思います。

 

目次目次

  1. ケンドン式とは
  2. ケンドン式であるメリット
  3. サインのケンドン式はこんなかんじ
  4. その他 脱着方法のひとくちメモ
  5. まとめ

 

1. ケンドン式とは

ケンドン式

ご存知の方も多いとは思いますが、和室の襖のような構造で、上下に溝があるところに板を上から差込み、下に落とし込むものです。
漢字で書くと【倹飩式】です。

扉や棚などあらゆる用途に用いられています。
うどんやそばの出前で使用される「岡持ち」もケンドン式で、またの名を「ケンドン箱」とも呼ばれているそうです。

室名サインにもネームプレートなど頻繁に取り外しを行なう商品にケンドン式を組み込んだものがあります。

 

2. ケンドン式であるメリット

ケンドン式の商品
次にケンドン式であるメリットをご紹介します。

学校、病院、老健施設の室名サインにつくネームプレートは、教員名や人名などそこまで頻繁に変わりませんが異動などで入れ替わりがあります。

悩む男性
ですが誰でも簡単に脱着出来てしまうと、もしもの人為的ないたずら(破損や持ち帰り)などに対処できません。
特に学校など教育施設ではサインプレートへのいたずらが悩みの種だと伺っています。

そこで

☝簡単に脱着できるが、はずし方を知らないと簡単にはずせない。

ということがケンドン式のメリットです。

さらにサインプレートはフレームがついていますので、吸着して手前に引き抜かなければはずせません。
吸盤や粘着テープなどを使用しなければとれない仕組みになっています。
また内側に溝があるので外側からの見た目をすっきりしたい場合にも有効な方法ですね。

見た目も機能性もばっちりです!

 

3. サインのケンドン式はこんなかんじ

ケンドン式やるとこ

吸盤←リング付吸盤で脱着します。
百聞は一見に如かず、ネーム付の木製フレームサイン(TWM150)を例に、
実際にケンドン式の脱着の様子をご紹介します!

簡単そうでしょう?

とても簡単です!笑

 

4. その他 脱着方法のひとくちメモ

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ケンドン式の他にはマグネット脱着式などがあります。
マグネットでもある部分を押せばテコの原理で簡単に取り外したりできます。

 

5. まとめ

ケンドン式。
簡易な仕組みですがとっても機能的ですよね。
サインプレートは割といたずらされやすいものです。
こういった一工夫が長く愛用していただける理由のひとつでもあります。

皆様の身の回りのものにも意識してみるとケンドン式になっているものがあるかもしれません♪

 
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