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今回はサインでよく使用される、主なステンレスの表面処理(仕上)についてご紹介します。

目次目次

  1. ステンレスとは
  2. 表面処理8種!
  3. まとめ

1, ステンレスとは

ステンレスは英語でstainless steelと言い、直訳でステンレス鋼(すてんれすこう)となり、これが日本での正式名称です。
stainlessとは「さびない」と言う意味ですが、仕様環境によっては銹(さび)が発生することもあるので、「さびにくい」といった意味も含みます。
JIS記号のSUSは、鋼(Steel)+用途(Use)+ステンレス(Stainless)の頭文字です。

2, 表面処理8種!

それでは本題の表面処理の種類をご紹介いたします。
それぞれに違った特徴があります。

ヘアライン仕上

HL
建材で使用される最も一般的な仕上です。
原稿や図面などには「HL仕上」と記載することがあります。
ヘアラインという文字通り、ステンレス表面に髪の毛状の細い研磨目を連続してつける仕上。

鏡面仕上

kyomen
ピカピカな鏡に近い仕上。
ミラー仕上、ピアノ仕上とも言います。

磨き仕上

migaki
光沢はあるものの鏡面ほど磨き上げない仕上。
何かを映すとぼやけた感じの映り具合のもの。

バイブレーション仕上

baibure-shon
無方向性のヘアライン仕上。
傷が目立たちにくく、使い込まれた味わいが出る仕上。

ブラスト仕上

SS
ブラスト仕上げはビーズブラストとサンドブラストの2種類あります。
ビーズブラストは極小のガラスビーズを空気圧で材料に打ち付け、表面にすりガラス調の凹凸をつけたものです。
サンドブラストはビーズブラストに比べて凹凸が粗いものです。
特徴はツヤがなく落ち着いた光沢で、指紋がつきにくくい仕上。

焼付塗装仕上

tosou
色を付ける仕上で、塗装皮膜の樹脂に熱をかけて焼き付けることによって塗料を硬化させる方法です。

メッキ仕上

mekki
材料の表面に金属の薄膜を被覆した表面処理です。
金メッキ、真鍮メッキ、ブロンズメッキ、クロームメッキなどさまざまな種類があります。
(写真は金メッキ仕上)

チタンゴールド仕上

chitan
真空状態の中でイオン化した金属をメッキさせるイオンプレーティング方式により、チタンを金属の表面に付着させたゴールド色の仕上方法です。
耐候性・耐久性・耐摩耗性に優れています。

3, まとめ

いかがでしたか?

今回はステンレスの表面処理についてご紹介しました。
ステンレスは処理の仕方によって、まったく違う雰囲気をだせるのでとても面白いなと思います。
また次回にはアルミの表面処理をご紹介したいと思います。

 
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