今回はよくあるご質問の「手摺点字の取り付け位置と文字内容」についてご説明したいと思います。
ご注文の際は是非ご参考くださいませ。
目次
- フジタの手摺点字
- 手摺点字取り付け位置と文字内容
- 取り付け位置
- まとめ
1,フジタの手摺点字
フジタで扱っている手摺点字はこちら!
素材
ポリカーボネート樹脂板でできているので、柔らかい下敷きのような素材感です。
表示はマット調です。
印刷・点字
点字はUF点字、印刷はシルク印刷を採用しています。
取り付け方法
裏面が両面テープなので、シートを剥がして手摺に貼り付けてください。
接着面が心配な場合は、接着剤併用で取り付けてください。
注意事項
外部使用は推奨しておりません。屋内用として制作してしておりますのでご注意ください。
2,手摺点字取り付け位置と文字内容
では早速取り付け位置についてご説明します。
両方に手摺が付いているとして、1階から2階に上りきる間に手摺点字は12枚必要になります!
これが理想の枚数ではあるのですが、手摺が二段になっていたり、踊り場部分を省いたりする場合もあるので、建物によっても枚数が変わってきます。
特に明確な規定はないのですが、理想の枚数を知っておいてください。
話が少し変わりますが、手摺点字の取り付け位置が分かり難い理由を説明します。
フジタの規格として作っている手摺点字を見てみてください。
見ていただければわかるように、「1:1階→2階」と「3:2階←1階」と同じように1階から2階へ示しているのですが、矢印や文字の位置が入れ変わっており分かりづらいですね・・・。
どんな法則なのか色をわけていきますと・・・
それぞれの法則をご説明します!
- 数字の位置を決める
- 矢印をつける
この順番でそれぞれ見ていきましょう♪
■右側の手摺(ピンク)
- 右側に小さい数字
- 向かう方向に矢印を入れる
例)
2階←1階(1階に取り付ける)
2階→1階(2階に取り付ける)
右側の手摺は、右側の数字が常に小さい方の階を示しています。
1階に取り付ける場合は、2階に向かうので、2階に向かって矢印を!
2階に取り付ける場合は、1階に向かうので、1階に向かって矢印を!
■左側の手摺(水色)
- 左側に小さい数字
- 向かう方向に矢印を入れる
例)
1階→2階(1階に取り付ける)
1階←2階(2階に取り付ける)
左側の手摺は、左側の数字が常に小さい方の階を示しています。
1階に取り付ける場合は、2階に向かうので、2階に向かって矢印を!
2階に取り付ける場合は、1階に向かうので、1階に向かって矢印を!
■左右の手摺(黄色)
文字と矢印だけなのでこちらは簡単ですね。
向かう方向の対象物と矢印を入れれば大丈夫です。
なお、階段が右回りか左回りかによっても表記内容は異なってまいります。
下図も併せてご参照くださいませ。
3,取り付け位置
取り付け位置は、点字がやや壁側に向くようにとりつけてください。
二行の場合は二行目が上に向くよう取り付けましょう。
標準的な位置は上の図をご参考ください!
4,まとめ
いかがでしたでしょうか。
一度で理解することは難しいのですが、キープランもフジタで製作可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。