shinnryokuFTHG2900_TP_V

こんにちは!京都本社の今井です。

今回は、よく商品についてお問い合わせいただくご質問、

「この商品は屋外で使用できる?」「サインを屋外で使うにはどうすればいい?

といったフジタの商品を屋外で使用する際の注意点を改めてご紹介いたします。

目次目次

  1. 屋外でのサイン取付場所
  2. 屋外で使用できないもの・できるもの
  3. 屋外でのサイン表示方法
  4. まとめ

1,屋外でのサイン取付場所

基本的にフジタの商品は全て屋内用であり、屋外使用を想定したものではありません

屋外でも”サインに雨風や直射日光が直接当たらない場所”でのご使用を推奨しております。(例えば、屋外に面していてもひさしがある場所など)

「絶対に屋外で使ってはダメ!」というものではありませんが、屋外使用はお客様ご自身の判断と責任でお願いしております。何卒ご理解くださいませ。

 

2,屋外で使用できるもの・できないもの

次は商品の素材についてです。素材や仕様よって屋外使用にも向き不向きがあります。

屋外使用できる~

  • アルミ・ステンレス:熱に強く耐久性あり。
  • アクリル:高温や直射日光に晒されないという条件下で使用可。

フジタの現在の規格商品で1番屋外使用がしやすい商品は、アルミプレートFT側面型となります。

FT側面型

ft002

ただし、アルミフレーム正面型FTNシリーズは部材に樹脂が使われていますので、

屋外使用で正面型の場合は、アルミプレート旧型のFTシリーズを推奨しています。

例外として、屋外で点字を用いたサインを使用される場合は、金属は熱を持つと高温になり触れると危険なためため、アクリル製の商品が推奨されています。

 

屋外使用できない

  • 木製品全般:屋外にさらされると腐敗など劣化の恐れあり。
  • 樹脂が使われている商品:日光に当たるなどして熱を持つと変形する恐れあり。

樹脂はサインの部材(フレームやベース)に使われていることがあります。雨や日光に晒される場所での使用の際はご注意ください。

例)FTN正面型のサイドフレーム(樹脂成型品)

FTN

また表示基板がステンレスであるFTSシリーズですが、FTSは表示板であるステンレス板をアルミ型材に両面テープとプレスで接着した仕様になっています。

なので屋外で使用し濡れてしまった場合、両面テープの接着が弱まりステンレス板が取れてしまう恐れがあるので、屋外使用は推奨しておりません。

このように、屋外使用可能な素材を使っている商品でも、仕様によって屋外使用に向かない場合があります。

 

3,屋外でのサイン表示方法

フジタのサインの表示方法は規格としてUV印刷ですが、UV印刷は屋内専用の表示方法ですので屋外でご使用いただけません

屋外使用される際は、表示方法をUV印刷からマーキングフィルム貼り・インクジェットシート貼りに変更して頂く必要があります。

シート貼りへの変更は、規格のUV印刷よりも金額・納期ともに必要となりますので、都度お見積りくださいませ。

 

4,まとめ

いかがでしたでしょうか。

このように、屋外使用可能な素材でも仕様によって屋外使用に向かない商品があったり、

表示方法を変更する必要があったり、フジタのサインを屋外で使用する際には注意が必要になります。

これらの注意点以外にもご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

toiawase