フジタでは会社見学を随時受け付けております。

そこで、このサインの知恵袋上でも会社見学を体験していただこう!と、実際にご紹介している各部門の業務内容や作業風景をお届けいたします。

今回は原稿・デザイン部門の中の業務から、インクジェットシートを出力する、インクジェットマシンについてご紹介します。

目次目次

  1. インクジェットシートとは
  2. インクジェットシートを使ったサイン
  3. 使っている機械のご紹介
  4. まとめ

1,インクジェットシートとは

インクジェットシートとは、シートを文字やピクトの形にカットするカッティングシートとは違い、
シートに直接印刷を施して製作します。

カッティングシートとの大きな違いは、表示内容のピクトに対して「背景が抜きになるかどうか」です。

カッティングシートとは異なるインクジェットシートの特徴として

・単色のみのカッティングシートとは違い、シートに印刷するのでフルカラーの表示が可能。

・カッティングシートではシートをカットして作るため細かい文字・図柄の対応が難しいが、インクジェットシートでは細かく繊細な図柄の表示が可能。

などが挙げられます。

フジタで規格のUV印刷は屋内使用専用の表示方法ですので、屋外で使用するサインの表示方法としてインクジェットシートが用いられることが多いです。

2,インクジェットシートを使ったサイン

インクジェットシートは、直接壁などに貼ったり、サインプレートやアルミ複合板に四方を巻き込んで貼ったりして使われています。

フジタの規格品FVプレートを例として、表示面が水平ではない基板にはUV印刷を施すことができません
その場合、細かい絵柄やフルカラーでの表示の際は、インクジェットシートをイラストなどの輪郭に合わせて切って貼ることで、フルカラーでの表示に対応可能です。

インクジェットシートの製作も原稿・デザイン部門が担当しています。大きなサイズのシートを表示板に貼るのは難しく、複数人での協力必須。大変な作業です…!

 

3,使用している機材のご紹介

次に、フジタで使用しているインクジェットプリンターのご紹介です。インクジェットシートも他の商品と同じく京都本社で製作されています。

インクジェットプリンターとは、インクジェットメディアと呼ばれる塩ビフィルムのシートに、インクを吹きかけて印刷する機械です。

原稿・デザイン部門が印刷データを作成し、出力していきます。

インクジェットメディアを替えることで、案内板などの大きな原寸原稿の出力や透明インクジェットシートの製作も可能です。

4,まとめ

今回は原稿・デザイン部門の中でもインクジェットシートに関わる業務についてご紹介しました。

原稿・デザイン部門の業務は印刷データの作成、シート、点字など多岐にわたります。

実際の社員の声はこちらのインタビューからご覧いただきますよ。→社員インタビューページ

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