フジタでは、始業時に全員が揃って行う朝礼があります。
今回は2022年より仕組みを変えたフジタの本社の朝礼と、その狙いについてご紹介いたします。
目次
- フジタの朝礼、どう変わったの?
- 新しい取り組みを始めたわけは?
- まとめ
1,フジタの朝礼、どう変わったの?
一言に「朝礼」といっても、各社様々なやり方をされているものだと思います。もしかしたら「朝礼は行っていない」という場合もあるかもしれません。
フジタでは始業からの15分が朝礼の時間に当たります。
フジタで2021年まで行っていた朝礼は、日替わりで担当者を決め全員の前でスピーチをすることに加え、業務連絡を行うものでした。
2022年からは方法を変え、業務連絡を行った後は社員をチーム分けし、雑談を行うものにやり方を変えました
なぜそういった取り組みを行うことになったのでしょう?
2,新しい取り組みを始めたわけは?
2021年に社員が参加したあるセミナーの中で、「情報共有をすること」「個人が自発的に意見を持ち発信すること」「日頃からのコミュニケーション」の重要性を伺う機会がありました。
これまでの朝礼スピーチの狙いは、大人数の前で話をすることに慣れるというところにありますが、人数が多くなるほど双方向でのコミュニケーションがとりづらくなるという側面もあります。
活発なコミュニケーションを社内で推進・定着できないか、という試みから始まったのが朝礼での雑談です。
雑談のメリットは、アイスブレイクの役割(そのあとに仕事の話がしやすくなる)・業務内であまり話す機会のない人と話すというところにあります。
ある日の雑談の様子です。
各チーム事に場所を決め、自由なテーマで15分を使っています。
本社ではルールとして
・1週間ごとにチームを変更する。
・発言が偏らないようにする。
・お互いの発言や考え方を否定しないこと。
ということだけを定めました。
当初は全く仕事に関わらない雑談だけで終わることもありましたが、回を重ねる中でお題(仕事に対する改善点)を取り上げ話し合いをしたり、新入社員には自己紹介に加え他己紹介を行うなど、試みを重ねつつ、より良い時間になるよう試行錯誤しています。
3,まとめ
いかがでしたでしょうか?
社内での取り組みは各社工夫があるかと思います。フジタの例がご参考になれば幸いです。