誰しも毎日目にしているであろう、看板やサイン。
その印刷方法に様々な種類があることをご存知ですか?
印刷方法によって、見え方、室内用か室外用かなどなど…
様々な違いがあるのです!
室名札の表示には大きく分けて4種類あります。
- UV印刷(UVLEDダイレクト印刷)
- シルクスクリーン印刷
- カッティングシートを貼る
- インクジェットシートを貼る
→詳しくは9月29日の「あなたが求めるサインに最適な表示方法」
こちらをご覧ください!
今回のブログではフジタでも起用している、
「UV印刷」についての基礎知識をお教え致します!
目次
◆ UV(LEDダイレクト)印刷とは?
◆シルクスクリーン印刷との比較
◆ 3つの特徴
◆ UV印刷のデメリット
◆ まとめ
UV(LEDダイレクト)印刷とは?
UV印刷とは、速乾性のあるUVインクを使用し、UV(紫外線)を当てることで、インクを強制的に硬化(乾燥)させる印刷手法です。
その剥がれをなるべく防ぐような工夫が印刷工程にあるのです!
しかし、UV印刷では3つの工程があります。
<A>のように板に色がある場合は、
- ①プライマー版は接着剤の役割があり、
インクと表示面の密着性を高めます。 - ②白版では色のインクが板の色に影響されないよう、
白色のインクを印刷します。 - ③色版で表示の色をのせます。
<B>のように板が白色の場合は、
プライマー版と色版のみでも色がしっかり出るので白版は必要ありません!
3段階の工程を踏む事によって、
より剥がれにくく、長持ちする印刷が仕上がります。
シルクスクリーン印刷との比較
大きな違いは作業工程にあります。
製版作業やインクを乾かす時間が無いので、こんなにも作業工程が短縮されます!
具体的にはシルクだと1週間以上納期がかかっていたところを、
最短で注文から4日後の出荷も可能になりました。
(※商品や数量によって納期は異なりますので、
詳しい納期については直接お電話にてお問い合わせくださいませ。)
3つの特徴
❶短納期の実現
インクがUVランプで即硬化するため、乾燥する時間が必要ありません。
そのため、素早く次の工程に進むことができ、納期の短縮が可能となります。
❷環境に優しい
揮発性有機溶剤(VOC)が発生せず、CO2の削減になるので
環境を配慮した優しいエコ印刷です。
❸より高度な印刷が可能に
シルクスクリーン印刷では不可能だった1mmの小さい文字や、
細かいライン、グラデーション印刷、高解像度写真出力が可能です。
また、シルクスクリーン印刷とは違ったUVインクのため
シャープなエッジラインも特徴です。
UV印刷のデメリット
UVインクやUVランプが高価なので導入が難しい事、
また屋内専用で屋外では使用できない事も課題として挙げられます。
まとめ
弊社では、シルクスクリーン印刷からUV印刷に移行した事で
それまで不可能であったカラフルで高度な印刷が、
短納期で仕上げられるようになりました。
不可能を可能にする!
環境に優しい!
そんなUV印刷技術を生かし、
今後とも室名札作りに取り組んで行きます!