蓄光性を持つものと言えば、幼い時に実家で星型のシールを天井や壁に貼っていました。
二段ベッドの上で寝ていた私の顔面に何度落ちてきたことかw
しかし、蓄光性のあるものは今でも少しテンションが上がります!
そんな蓄光についてご紹介します〜(*・.・)ノ
目次
◆ そもそも蓄光とは?
◆ 蓄光と蛍光の違い
◆ 一般的な用途
◆ 蓄光シートサイン
◆ まとめ
そもそも蓄光とは?
蓄光 (ちくこう)とは?
紫外線を当てると吸収して蓄え、エネルギーを可視光に変換して光を当てるのを止めても光り続ける性質のこと。
また、蓄光性を持つ物質が暗い場所で発行する光のことを燐光(りんこう)という。
吸収するエネルギーが強ければ強いほど、より明るく長時間発光し、
弱ければ発光は暗く、時間も短くなります。
蓄光性を持つ物質は、硫化亜鉛やアルミン酸ストロンチウムなどが知られていて、
どちらも無色に近い乳白色をしています。
蓄光と蛍光の違い
蓄光も蛍光も発光する性質のことを言います。
蓄光(夜光)は光を吸収してゆっくり可視光に変換するので、
光が当たらなくなった暗闇でも発光します。一方、蛍光は光が当たっている間だけ発光します。
このように、同じ発光する性質を持っていても使用する場所や目的によって使い方は様々です。
一般的な用途
今ではあまり見かけませんが、昔から時計の文字盤として親しまれています。
また蓄光テープと呼ばれるテープ状のものは、
暗闇でも場所がわかるよう安全対策として階段や電気のスイッチに貼って使用されています。
他にも、蓄光性を持つ塗料やシールもあり、
キーホルダーやインテリア、アクセサリー、マニキュアなどなど・・・用途は様々です。
タレントのコンサートで持つ、うちわの装飾なんかにも使われていますよね!笑
蓄光サイン
蓄光性を持つサインは非常口などで使われています。
地震や台風などの災害時に停電になった場合でも、蓄光サインは電力を必要としないため、
最近では避難所などでも多く採用されているようです。
JIS規格で避難誘導サインの蓄光性については定められており、
適切な設置場所や発光時間などの規定があります。
詳しくはこちらをご覧ください?
http://signs-nsa.jp/phosphorescence-4%20jis.pdf
フジタでもVol.16から蓄光シートを使用したサインができました!
詳しくはお電話にてお問い合わせくださいませ!
まとめ
蓄光サインは電気や配線工事もいらず、メンテナンスもほぼ必要ないと言われています。
しかし、停電などの急な暗さには対応できても、
徐々に暗くなった場合には徐々にエネルギーを使ってしまい、充分に発光しない場合もあるようです。
性質を理解し、適した場所に設置することで避難や誘導がよりスムーズになればと思いました。