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こんにちは!関根です。

フジタでは2年に一度のカタログ改訂の際に新商品を発表しております。

その発表に向けて昨年、社員がチームに分かれて新商品を提案するプロジェクトが行われました。

このプロジェクトは毎年行われているプロジェクトではありませんが、実は2012〜2013年にも一度行われています。

今期のプロジェクトではその当時いなかった社員も増え、新たな発想や視点で商品開発が行われることになりました。

今回はその概要や内容についてご紹介いたします。

目次目次

  1. プロジェクト概要
  2. ミーティング
  3. プレゼンテーション
  4. まとめ

1, プロジェクト概要

プロジェクトの期間は2016年の9月21日〜12月20日の3ヶ月に渡って行われ、
京都本社、東京支店の社員が5チームに分かれ、それぞれチームごとに新商品を30案を提案しました。

提案にあたってとくに縛りはありませんが、今までになかった新素材を提案することがあげられました。

また規格商品の別注寸法もメリットがあれば新商品として提案することができます。

2, ミーティング

ミーティングは各チームごとに相談して日を決め行われました。

通常業務と並行して行われるプロジェクトなので、同じチームでもミーティングで集まれる時間は限られていました。
ですがミーティングの時間は1回30分までという制限があったので、各チーム限られた時間でも濃密に話し合いができたのではないでしょうか。
(話し合いが白熱しすぎて少し時間が延長することもありましたが・・。)

各チーム共通して実行していたのはまず個人でたくさん案を出すことでした。

それぞれチームの中でも部署が違うことで視点も違い、勉強になることが沢山ありました。
営業社員からは現場のお客様からの意見を取り入れたアイデアがあり、また事務社員からは電話応対での問い合わせから発案された商品などもあがりました。
新人社員にとっても勉強になったことと思います。

提案した商品は指定のフォーマットに当てはめ、ビジュアルやコンセプトを記載し誰が見てもわかるような提案書を作成します。
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↑クリック拡大できます

3, プレゼンテーション

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2016年12月末に東京支店に各チームの代表者が集まり、プレゼンテーションが行われました。

プレゼン内容は、商品説明10分と質疑応答5分の計15分。

30案の商品を15分で説明するので各チームイチオシの商品をあらかじめ決定しておき、発表方法はチームごとに自由に行いました。
サンプルを作成し実際に商品を作ったときのイメージをアピールするチームがあったり、新素材の詳細資料を提示するチームなどとても興味深い発表の場となりました。

発表後に提案新商品の採点を個人で行いました。
別の視点から評価することで新しいアイデアを付け加えることができると思います。

採点方法は、チームの商品でグッド商品と改善が必要な商品を3点ずつあげ、それぞれの理由をメモします。
最後に全員がその採点を発表しました。

提案商品は開発中なのでまだ公開を自粛させていただきますが、今回の新商品の評価の一部をご紹介します。

グッド商品の評価は、

「風合いがよい」
「需要がある」
「見たことがないので面白い」
「スタイリッシュで目を引く」
「カタログ栄えしそう」
「以前問い合わせがあった仕様なので売れると思った」
「フジタでしか作れないものになりそう」
「余っている在庫を再利用していて良い」
「型材を使用していて良い」
「使える用途が幅広い」

など、開発の元となりそうな良い評価がでました。

一方、改善が必要な商品の評価には、

「目新しさに欠ける」
「ターゲットがピンポイントすぎる」
「施工が難しそう」
「表示を入れるのが難しそう」
「金額が高くなりそう」
「別の素材の方がよいのでは?」
「在庫を持てるのか」
「素材の反り問題を改善した方が良い」
「耐久性が不安」

など、実際に製作をする上での問題点・改善点などがあがりました。

4, まとめ

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今回はフジタが取り組んだ新商品開発プロジェクトについてお話いたしました。

ちょっとしたアイデアを元に新たな視点でまたよりよくするアイデアが生まれ、そこからさらに機能性や生産性など全ての面から見て問題ないかなど構想を続けることで初めて世に出す商品ができあがります。

それまでの道のりは長いですが、新商品を開発するきっかけは周りにたくさん転がっているものだと改めて感じました。

今回の提案商品が次回の新カタログでお客様にお披露目できることになるかもしれません。

今後もフジタにご期待くださいませ。

 
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