今回は「銘板」についてご紹介します!
目次
- 銘板とは?
- エッチング銘板
- 鋳物銘板
- 発注される場合
- まとめ
1,銘板とは?
銘板とは・・・
平板に銘柄(作者名や会社名)を表示したもの。
ちなみに「銘板」と「名板」の違いとしては、「銘」は金属に記すこと、「名」は紙、金属、プラスチックなどに記すことだそうで、銘板だと金属に限定される呼び名だそうです。
2,エッチング銘板
学校や会社に納める銘板として多いのが「エッチング銘板」です。
2009年納入実績「東京消防庁日本橋消防署浜町出張所」
2007年納入実績「京都市立北総合支援学校」
エッチング銘板とは?
ステンレス・アルミニウム・真鍮・銅などの金属板の表面を薬品処理することによって腐食(エッチング)させ、そこにできた凹部に塗料を入れて、文字や線・図柄を表現する方法で製作する銘板。
エッチングとは腐食の意味で、銅版画の一技法だそうです。特徴は、他の銘板と比べて耐久性に優れているところです。そのため、屋外で長期使用する銘板として多くの施設で利用されています。
エッチング銘板の表面処理方法には様々な種類があります。
- 梨地仕上げ:機械や化学処理によって凸凹を形成し、艶消し仕上げにしたもの。
- ヘアライン仕上げ:細かいスジ模様の仕上げ。(注文される際は縦目か横目かのご指定をお願い致します。)
- 艶消し仕上げ:表面を荒らし、艶を消したもの。
- スピン仕上げ:円形の研磨模様を付けた仕上げ。(サーキュラ仕上)
- サンドブラスト:圧縮空気または遠心力などで、砂または粒状の研磨剤を吹き付けたもの。
- ショットブラスト:圧縮空気または遠心力などで、ショット、カットワイヤなどを吹き付けたもの。
- クリア塗装:クリアで表面を保護したもの。
3,鋳物銘板
画像:http://www.toyomeivan.com/product01.html
鋳物銘板とは?
木型や樹脂型などで砂型を作り、その中に高温で溶かした金属を流し込み、冷却して固めて作る銘板。時間が経つごとに風格が増し、重厚な味わいがでてくる特徴。
よく目にするものでは、青銅で作られたベースが緑青色で梨地のものが広く知られています。マンションの入り口などで利用されています。
4,発注される場合
銘板はフジタでは製作しておりませんが、物件の中に含まれている場合など、外注にて製作手配をしております。詳しくはお電話にてお問い合わせください!
詳しくは、HPのお問い合わせページ。
または電話・FAX等をご利用くださいませ。(この記事の下記に番号を記載しております。)
5,まとめ
いかがでしたでしょうか?
箱文字・切文字に続いて、今回は銘板についてご紹介致しました。私自身、原稿を書く機会や手配をする機会はあるのですが、実際にものを見る機会の少ない商品なので、街中で目を光らせたいと思います。