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あけましておめでとうございます!皆様年末年始はどのように過ごされたのでしょうか?
フジタも本日から通常営業です。気持ちを切り替えて、また一年頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年一本目の本日は、「表刷り」「裏刷り」という印刷方法についてのご紹介をしたいと思います。

目次目次

  1. 表刷りとは?
  2. 裏刷りとは?
  3. それぞれのメリット・デメリットとは?
  4. まとめ

1,表刷りとは?

以前、ダイレクト印刷機の印刷方法についてご紹介しました。
その中で、印刷手順として

①プライマー版(接着剤)

②白版(※不要な場合もあります)

③カラー版

の順に素材に印刷する、とご紹介したのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

このように、素材の表面から順に版を乗せていく方法を「表刷り」と言います。

基本的には製品はすべてこの「表刷り」という方法を使って印刷されています。

IMG_0620← アクリルに印刷したもの

IMG_0624←ステンレスに印刷したもの

このように、どのような素材にも対応できる印刷方法です。

2,裏刷りとは?

では、「裏刷り」とはどのような方法でしょうか。

表刷りとは異なり、クリアアクリルやガラス調アクリルなど、透明な素材で使用される方法です。

使用する版は同じですが、素材の裏面から、

①プライマー版(接着剤)

②カラー版

③白版(※不要な場合もあります)

の順に印刷します。裏刷りでは印刷データが反転していますが、表返すと正しい表示になります。

裏刷りの例を見てみましょう!

IMG_0621

こちらは、印刷後の透け防止のために、白で抑えていますが、文字が反転していますね。

これをひっくり返すと・・・

IMG_0622

 

こうなります。

これが裏刷りです。フジタでは社名版などに応用されることが多い印刷方法です。

3,それぞれのメリット・デメリットとは?

表刷りのメリットは、やはりすべての素材に対応できる印刷である、ということです。

また、表面にそのまま印刷するため、データ通りの色が反映される、という利点もあります。

ただし、印刷部分が表面になるため、ものが当たる・いたずらなどによって印刷が欠ける危険があります。

対して、裏刷りは裏面から印刷するため、設置後に印刷部分に傷がつきにくい、というメリットがあります。

ただし、透明の素材にしか使用できない方法であることや、アクリルの色合いや厚みに影響され、イメージ通りの印刷色にならない場合もあるのが難点です。

4,まとめ

いかがでしたでしょうか?
どちらの方法も一長一短ではありますが、お客様のイメージに合った方法をご提案させていただきますので、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。
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