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先日の雨続きで靴を1足ダメにした氏家です(/_;)長靴を買わねば…!

さて、本日は、フジタで使用しているUVダイレクト印刷機についてお話ししたいと思います。

目次目次

  1. はじめに
  2. UVダイレクト印刷の仕組みをおさらい!
  3. インクの種類とは?
  4. 印刷できるもの・できないもの
  5. まとめ

1,はじめに

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私(氏家)が、印刷場に異動になって約半年・・・少しずつですが印刷場でできることを学んできました。

そこで、今回はUVダイレクト印刷機の基礎知識を2回に分けてご紹介したいと思います!

今回は、どんな仕組みなのか?どんなものに印刷できるのか?をまとめてみました!

2,UVダイレクト印刷の仕組みをおさらい!

そもそも、UVダイレクト印刷機ではどのような仕組の印刷をしているのでしょうか?

UVダイレクト印刷では、速乾性のあるUVインクを使用します。
そこにUV光(紫外線)を当てることで、インクを強制的に硬化・乾燥させます。

特徴について、以下にまとめてみました!

UV

3,インクの種類とは?

フジタでは、以下のインクを使用して印刷を行っています。

①プライマー

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透明でうっすらピクトが印刷されてるのがわかるでしょうか?

プライマーとはインクを素材に乗せるための接着剤です。これを乗せておかないと、印刷のハガレにつながります。

ただし、素材によってはプライマーなしでも印刷可能なものがあります。

②白

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素材の色が印刷色に響かないようにするための下地です。

素材や印刷色によっては、使用しないこともあります。

 

③カラー

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CMYKのカラーデータをベースに、多色印刷を行っています。

多色印刷・グラデーションなどに対応可能です!

ただし金・銀などの色を出すことはできませんので、ご注意ください。

4,印刷できるもの・できないもの

では、どんなものに印刷できるのでしょう?

よくお問い合わせをいただく点をまとめてみました!

①大きさ・厚み

フジタで使用しているマシンは、最大2100×3100までのサイズに対応しています。

厚みは50mmまで対応可能です。

②素材

フジタでは、アクリル・アルミ・ステンレス・木を主に素材として使用していますが、

UVダイレクト印刷機では「素材の表面がフラットであること」が重要です。

逆に言えば、フラットでさえあれば、紙やフィルムのような薄いものにも印刷が可能です!

フジタ製品のFVシリーズなど、表面が湾曲しているものにはカッティングシートなどでの対応となります。

5,まとめ

いかがでしたでしょうか?

UVダイレクト印刷機がどんなもので、どのように印刷を行っているかをご紹介しました。

次回はフジタがUVダイレクト印刷機を使ううえで工夫していることをご紹介します!

お楽しみに☆