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今までにも何度かご紹介してきましたが、フジタの売りの一つが「UV印刷による表示を行っていること」です。

そこで、今回は「UV印刷」について改めてその特徴やメリット、ご注意いただきたい点などをご紹介いたします。

目次目次

  1. UV印刷ってどんなもの?
  2. UV印刷のメリットとは?
  3. こんなことができます!
  4. ご注意
  5. まとめ

1,UV印刷ってどんなもの?

これまでにも何度かご説明しているので、「今更・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
改めて、UVダイレクト印刷機ではどのような仕組の印刷をしているのかおさらいします。

UVダイレクト印刷では、速乾性のあるUVインクを使用します。
そこにUV光(紫外線)を当てることで、インクを瞬間的に硬化・乾燥させます。

特徴について、以下にまとめました!

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2,UV印刷のメリットとは?

UV印刷のメリットは大きく以下の3点です。

①複雑な表示が可能であること
従来のシルクスクリーン印刷とは異なり、小さな文字やグラデーションの表現が可能です。
これによって、写真などの高解像度な印刷が可能となり、また、小さなものにも印刷が可能です。

②印刷時間が短いこと
UV印刷は色ごとに版を重ねる必要がなく、ピクトデータを一度に印刷できます。
また、乾燥時間も不要のため、完成後はすぐに出荷が可能です。

③環境にやさしい印刷であること
インクにUV光を当てることで瞬間的にインクが硬化するため、VOCが発生しません。

3,こんなことができます!

UV印刷では多様な表示が可能です。いくつか例をご紹介します。

①多色・グラデーション印刷

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こういった印刷も1色ずつではなく、一度に印刷ができます。
各色番の近似色については、別途お問い合わせくださいませ。

②木目調印刷

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アクリルに木目調の印刷をすることもできます。
詳しくはこちら(意外と通じない?「ベタ印刷」とは)もご参照くださいませ。

③写真印刷

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入稿いただいた写真データを印刷することも可能です。
上記のようにパズルに加工することもできますよ~。記念やお祝いにいかがでしょうか?
詳しくはお問い合わせくださいませ。

4,ご注意

様々な表示の可能性を持つUV印刷ですが、ご注意いただきたい点もあります。

①印刷素材について
フジタで使用しているマシンの特性上、大きさは最大2100×3100まで、厚みは50mmまでの対応です。
また、表面がフラットであることが条件のため、表面の凹凸が激しいものには印刷できかねます。

②印刷後のお取り扱いについて
溶剤や薬剤に弱いため、印刷部分をシンナー等でふくことはおやめください。
また、尖ったものなどが印刷部分に当たるとそこから表示がはがれる危険があります。ご注意くださいませ。

③設置場所について
UV印刷は屋内専用の表示方法です。
屋外への設置をご希望の場合は、ご相談くださいませ。

5,まとめ

いかがでしたでしょうか?
ご注文の度、「こんなこともできるのか!」という発見がまだまだあるのが、UV印刷の面白いところです。

珍しい表示などがあれば、またご紹介しますね!ご期待くださいませ。

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