フジタの室名札にはアクリルを用いたものが数多くあります。
規格商品では白ツヤアクリルを用いたものが多いのですが、「色付きにしたい」というご要望もいただきます。
そこで今回は、アクリルをカラーにしたいときにはどうしたらよいのだろう?という疑問にお答えします!
目次
- アクリルとは?
- アクリルをカラーにする2つの方法
- まとめ
1,アクリルとは?
そもそも、アクリルとはどういった素材か、改めておさらいしておきましょう。
アクリルとは簡単に言うとプラスチック(合成樹脂)の一種です。
金属製や木製に比べて安価なものが多く、一番シンプルな形の室名札ですので、あらゆる室名に使用いただけます。
詳しくはこちらをご参照ください。
2,アクリルをカラーにする2つの方法
では、フジタではどのように「白いアクリル」を「カラーアクリル」にしているのでしょう・・・?
ここでは代表的な2つの方法をご紹介します!
①カラーアクリルを使う
フジタでは、規格として白ツヤアクリルの他に
・白マット
・アイボリーマット
・黒マット
・ライトグレーマット
(左上から時計回りに、白・アイボリー・黒・ライトグレー)
の4色を在庫しております。
主にGFプレートで使用される規格色です。
そのほか、ダークグレーやガラス調・透明(クリア)などのアクリルのご用意があります。
また、各メーカーごとに様々な色目のアクリルを制作されており、そちらの品番でお問い合わせいただくこともありますが、廃番であったり、取り寄せに時間がかかる、それに伴い金額が上がる、といった場合もございます。
カラーアクリルをご要望の際は一度ご相談くださいませ。
②板をベタ印刷する
これはアクリルの表面に、ご希望の色を全面に印刷する方法です。
例えば、このオレンジの部分は、UV印刷で白アクリルに印刷をかけたものとなっています。
(過去の納入実績でもご紹介しています)
近似色にはなりますが、日塗工品番などでご指示いただければ、ご希望の色を再現することができます。
ただし、小口には印刷ができないので、この部分は元々の素材の色となります。
もしもこれらの部分も色を合わせたい!という場合は、素材を塗装する、インクジェットシートを四方に巻き込む、などの方法をとる必要があります。
素材によっては方法や対応が異なりますので、「小口の色もそろえたい!」という場合は一度ご相談くださいませ。
3,まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言に「カラーアクリル」と言ってもその使用は様々です。
「こんな色のサインが欲しいな」という際は、ぜひ一度ご相談くださいませ。