フジタの室名札は比較的別注寸法への対応が柔軟な商品が多いです。
多いのです、が!どうしても「対応できかねます・・・」とお答えする場合もあります。
と、いうわけで、今回は別注対応が難しい商品と、その理由をご説明したいと思います。
目次
- 樹脂成型品の別注について
- アルミ押し出し型材の別注について
- まとめ
1,樹脂成型品の別注について
樹脂成型品とは、簡単に言うと溶かした樹脂材料を金型に流し込み成型したものです。
形を変えるには金型からの制作になるため、寸法の別注が難しくなります。
例えばこちら
フジタ製品では CFプレート・GHプレート・FRプレートなどに使用されているこちらの枠。
こちらは樹脂成型品のため、寸法の別注ができません。
「四方枠の商品で別注寸法を・・・」というお問い合わせをいただいた場合は、アルミフレーム型(FR四方枠)でご提案いたします。
また、同様にSPプレートや3Dピクトも成型品を使用しているため、寸法の別注ができかねます。
仕様図に「樹脂成型品」の記載があるものはご注意くださいませ。
2,アルミ押し出し型材の別注について
アルミ押し出し型材も同じく、加熱したアルミ合金を型に通し押し出すことで成形したものです。
こちらも別注品となると、金型からの制作になってしまうため、対応が難しいのです。
アルミ押し出し型材が使用されている主な部位は取り付け金具なのですが、製品でも使用されています。
例えばFVプレート
正面、側面ともに曲面になっている方向への寸法別注はできません。
同様にFTYプレートもアルミの押し出し型材を使用しています。
これらの商品はどちらも1方向への寸法別注には対応できませんが、もう1方向に寸法別注には対応できます。
3,まとめ
いかがでしたでしょうか。
できるだけお客様のご要望にお応えできるように努めていますが、それでもどうしても難しいこともあります。
どのような形が最適がご提案させていただきますので、お気軽にお尋ねくださいませ!