こんにちは。京都の村川です!
別注仕様のサインをお作りする中で、しばしばいただくのが「最大どれくらいのサイズのサインができるの?」というご質問です。
そこで、フジタにある設備をご紹介し、特に気になる最大寸法をお教えしたいと思います!
第1回はカッティング&インクジェットマシンについてご紹介でした。
フジタの設備を徹底紹介!最大どこまで大きくできるの?(カッティング&インクジェットマシン編)
第2回の今回は、レーザー・ルーター加工機の2つの機械についてご紹介します!
それでは、フジタの機材徹底紹介ツアーにLet’s Go~♪ Part.2!
目次
- レーザー加工機
- ルーター加工機
- まとめ
1,レーザー加工機
今回最初にご紹介するのは、レーザー加工機です。
レーザー加工とは・・・レーザ光の照射による熱エネルギーで対象物を融解・蒸発させ切断や穴あけを行う加工法のことで、NCT加工(タレバン加工)などのプレス機での旋盤加工と異なりバリやカエリの発生がないカット面が得られます。
フジタにある機材は
最大寸法:W900mm×H600mm
加工可能な素材は、アクリル(厚み10mmまで)・木・ゴム・ガラス・皮・石・コルク・ダンボールとなります。
フジタでは、WAプレートなどでこの加工を使っています。
その他、写真のように、複雑な形も自由自在です♪
カット加工のほか、焼き付け加工も可能ですので、ぜひご相談ください。
2,ルーター加工機
次に、ルーター加工機のご紹介です。
ルーター加工とは・・・主軸に刃物を取り付けて加工物を切ったり削ったりと言った加工をします。刃物の動きはプログラミングによって「左右方向(X軸)」「前後方向(Y軸)」「上下方向(Z軸)」の三つのスライド方向に沿って自在に動かすことができます。
最大寸法:W1,260mm×H2,060mm
となっており、かなり広範囲の加工が可能で、大型の触知案内板もこれにお任せあれ♪
ただし、通常は板寸が三六板が多いため、1,800*900が最大となりますのでご注意ください。
加工可能な素材は、アクリル(厚み50mmまで)・木・アルミ板などです。
そして、このルーター加工機は10種類の刃物を使い分けることにより、多彩な加工を施すことができます。主な加工をご紹介します。
【テーパー加工】
テーパー加工とは、先端に行くにつれ細くなる加工をさします。フジタでは、FSプレートのように、アクリルの「面取り」加工でよく用いられております。
【点字穴加工】
このように、ドリル状の刃物を用いて点字ピン用のごく小さな穴を開けていきます。フジタでは、この穴に手作業でピンを埋め込んでいきます。
特に、今回ご紹介した点字穴加工をほどこす商品としては、写真のFHQ300といった触知案内板が挙げられます。
点字を使った商品はこちらをご覧ください。
また、点字について詳しくはぜひ下の知恵袋記事もご覧ください。
【ポケット加工】
ポケット加工は、フジタでは木製品のネームプレート付きサインに用いられています。
その他、彫刻加工も可能です。是非ご相談ください。
3,まとめ
いかがだったでしょうか。
フジタの工場見学ツアー第2弾でした♪