こんにちは。京都の村川です!
別注仕様のサインをお作りする中で、しばしばいただくのが「最大どれくらいのサイズのサインができるの?」というご質問です。
そこで、今回から数回に分けて、フジタにある設備をご紹介し、特に気になる最大寸法をお教えしたいと思います!
第1回はカッティング&インクジェットマシンについてご紹介します。
それでは、フジタの機材徹底紹介ツアーにLet’s Go~♪
目次
- カッティングマシン
- インクジェットマシン
- ラミネート加工機
- まとめ
1,カッティングマシン
まずご紹介するのはカッティングマシン(プロットマシン)です。
フジタでご用意しているプロットマシンは
最大寸法:1,300mm×51M
となっており、シートの長さの許す大きさのものまでカットすることができます。
フジタで通常ご用意しているカッティングシートは基本色ならばW1,010mm×1本30M巻ですが、別注色の場合は短くなる可能性もあるのでご相談ください。
また、最小文字は通常H20mm、英数字はH13mmとしております。これ以下のサイズとなりますと、明朝体の細い線や濁点などがうまく定着しない可能性があるためです。
カッター以外に、水性ペンの取付けも可能で、黒線のみであればこちらのマシンによる原寸原稿の製作も可能です。
2,インクジェットマシン
次に、インクジェットシート出力機
フジタのインクジェットマシンはインクの吐出がきめ細かく、最高解像度1,440dpiで写真やグラデーションの表現ができます。
4ポイントの小さな文字でもエッジが滑らかで、シャープに表示が可能です。
(ただし、最高解像度1,440dpi×1,440dpiは1,000mmまでの出力限定となっております。)
溶剤系インクジェットマシンで溶剤がメディアを侵食することで顔料の強い定着が可能ですが、溶剤の乾燥に日数を頂戴しますので、納期は4日~とさせていただきます。
最大寸法:W1,371(*W1,300)mm×各メディアの長さ
*ラミネートやカッティング加工を施す場合はそちらの機械の最大寸法に準ずる形となります。よって前述通り、実質はW1,300ですのでご注意を。
●通常メディア W1,370mm×長さ(フジタでは1本30m巻)
●透明メディア W1,370mm×長さ(フジタでは1本30m巻)
●乳半メディア W1,370mm×長さ(フジタでは1本30m巻)
●原寸原稿用ポリエステル合成紙 W1,370mm×長さ(フジタでは1本61m巻)
インクジェットの基礎知識編もぜひご覧ください♪
3,ラミネート加工機
ラミネート加工機(ラミネーター)
フジタでは通常仕様にてインクジェットシートはマットラミネート加工をした上で出荷をしております。
ラミネートを施すことで、汚れをつきにくくし、防水効果・紫外線カットの耐候性・耐擦過性がアップしより長く安心してお使いいただけます。
ラミネート後のインクジェットシートは雨、雪などに強く、光などによる色あせ、劣化も少ない高い耐久性を持っており、屋外看板にも使用可能。耐擦過性にも優れます。
最大寸法:W1,371(*W1,200〜1,300)mm×30M
*下記の通りラミネートのフィルムの幅により、最大寸法が変化しますのでご注意ください。
●マットラミネートフィルム W1,350mm×長さ(フジタでは1本30M巻)
●ホワイトボード用ラミネートフィルム W1,200mm×長さ(フジタでは1本30M巻)
●ツヤラミネートフィルム W1,250mm×長さ(フジタでは1本30M巻)
●バックコート(両面粘着)フィルム W1,300mm×長さ(フジタでは1本30M巻)
ちなみに知恵袋では大きなシート施工のコツも過去に取り扱っております♪ぜひご参照ください。
4,まとめ
いかがだったでしょうか。
フジタの工場見学をしていただいた気分ですね♪