人々が利用するほとんどの施設には、階段に階数表示というものが付いています。
階数表示とは、建物の中で自分が今いる階数を示すものです。
デパートなどで階段を利用すると、いろいろなデザインの階数表示に出会うことができますよね。
今回はそんな階数表示の基礎知識についてご紹介します。
目次
- 階数表示はどこについてる?
- 右回り・左回り
- 規格商品
- 文字バランス
- まとめ
1, 階数表示はどこについてる?
階数表示が付いているのは、もちろん・・・「階段」ですが、階数表示には2種類あります。
階段の入り口付近についているのが、「各階 階数表示」です。
そして階段と階段の間である踊り場の壁についているのが「踊り場 階数表示」です。
今現在、何階と何階の間に位置しているかを示すものです。
ちなみに「各階 階数表示」は、階段だけでなく、”ここは何階か”を示すものなので、エレベーター横についていることもあります。
2, 右回り・左回り
また「踊り場 階数表示」の中にも2種類あります。
右回り階段・左回り階段それぞれにバランスが異なります。
デザインによっても異なりますが、通常のバランスはこのようになります。
*右回り階段
左下に下階、右上に上階。
*左回り階段
右下に下階、左上に上階。
3, 規格商品
フジタの規格の階数表示を御紹介します。
標準の書体は「タイムズ・ニュー・ローマン Bイタリック」になります。
タイムズ・ニュー・ローマン (Times New Roman) は、1932年にイギリスのタイムズ紙が新聞用書体として開発したラテン文字のセリフ体書体。
(Wikipediaより引用)
なめらかな曲線が特徴で高級感のある書体です。
規格の階数表示は、カタログにはマンションプレートというカテゴリに掲載しております。
・AKプレート
アクリルをレーザーカットした切文字の階数表示。
壁の仕様によって異なりますが、両面テープか捨板での施工になります。
・FRプレート
フレームはABS樹脂成形品で、表示板はステンレスになっています。
表示方法はUV印刷ですので、各階と踊り場どちらもお選び頂けます。
・FKRプレート
フレームはステンレスで、表示板はアクリル板になっています。
基本的な表示板の色はダークグレーです。
4, 文字バランス
各プレートすべて、各階・踊り場に適応できます。
ただしAKプレートは、各階と踊り場でお値段が違いますのでご注意くださいませ。
規格にはございませんが、別注表示として地下「BF」や屋上「RF」なども製作できます。
5, まとめ
いかがでしたか?
今回は階数表示についてご紹介しました。
規格商品の表示書体を変更したりなどの別注も対応しております。
ご要望があればお問い合わせくださいませ。