0619知恵袋今さら聞けない?塗装の種類と基礎知識

フジタのサインプレートには木製プレートにクリア塗装、金具に焼付塗装などを行ってご提供しているものがございます。

今回の知恵袋では身近にある「塗装」という技術について、フジタで使っている知っておきたい基本的な種類と基礎知識を一挙ご紹介します☆

目次目次

  1. 焼付塗装
  2. ウレタン塗装
  3. クリア塗装
  4. 黒板塗装
  5. まとめ

1,焼付塗装

焼付塗装とは・・・塗料に熱を加えて硬化させる塗装方法。

加熱をして硬化する専用の塗料を塗布したのち、120~200度の温度で30分以上加熱し定着させます。

焼付塗装をすると硬度や耐久性が高くなり、粗熱が取れればすぐに使用出来るといったメリットがあります。

ただし、前述の通り高温の焼成処理が必要なため素材も熱に強いものに限られる塗装方法です。

また、焼付塗装の中にも

■ メラミン焼付塗装

■ アクリル焼付塗装

■ フッ素焼付塗装

といった種類があります。

それぞれの塗装の詳細については下の記事をご覧ください☆

今さら聞けない?焼付塗装の基礎知識

2,ウレタン塗装

ウレタン塗装とは・・・ウレタン系樹脂を主成分とする塗料による塗装方法。優れた弾性・柔軟性が特徴で、密着性が高くひび割れがしにくいといった特徴がある。

ウレタン塗装は、比較的安価で外壁塗装に広く使われる塗装方法です。

美しいツヤが特徴で、扱いやすく作業効率も良いのでDIYでもよく用いられる身近な塗装とも言えます。

フジタでも、木製品や樹脂成形品など熱に弱く焼付塗装ができない商品にはウレタン塗装を用いることがあります。

3,クリア塗装

クリア塗装とは・・・顔料を含まない無色透明な塗料を使った塗装方法。保護やツヤ出しを目的として行われる。木目や石目など、今ある素材の質感を生かしながら耐久性などを高めることができる。

クリア塗装は木製の素材などに耐久性を加える際に便利な塗装方法です。顔料を含まないので今ある塗装の色を変えたくない場合にもお使いいただけます。

外壁塗装としては、耐候性の低いものから順にアクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系という4つのグレードがあります。

フジタの木製プレートによく使われているクリア塗装は、ウレタンクリア塗装を指します。

4,黒板塗装

黒板塗装・・・塗装した表面が黒板になり、チョークなどで書き込むことができるようになる塗装方法。

近年のDIYブームにも先立ちまして、100円均一ショップなどでもペンキや塗装材料を見かけることが多くなりました。

フジタで実績があるわけではないですが、こんな変わった塗装はいかがでしょう?

5,まとめ

いかがでしょうか。

フジタでは冒頭に申し上げた規格に使われている商品以外にも、別注対応として塗装のご注文もお受けしております。
専門的な設備がいるため外注にはなりますが、サインプレートや金具部分、銘板などの塗装に対応できます。

通常の印刷機では表示面の1面のみ印刷で、側面にあたる小口の部分に色をつけることはできません。
プレート全体、また金具の部分もオリジナルの色にしたい!という場合には塗装をご提案いたします。

好きな色にできたり、素材の美しさを増す以外にも、耐久性を追加することもできる「塗装」。

ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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