今回はときどき問い合わせのある「小口」についてご紹介いたします。
目次
- 小口(こぐち)とは?
- 小口に印刷はできる?
- 小口に色をつけたい場合
- まとめ
1, 小口(こぐち)とは?
小口(こぐち)とは?
部材の切り口。切断面。
サイン表示板でいう小口は図の赤い部分を指します。
2, 小口に印刷はできる?
小口にはUV印刷はできません。
その為、表示板をベタ印刷をする場合でも、
小口だけは表示板の素材の色のままになります。
白アクリルなら白色の小口となります。
3, 小口に色をつける方法
UV印刷はできませんが、
他に小口に色をつける方法はございます。
主な3パターンをご提案いたします。
(1)塗装をする
塗装は表示板全体を同じ色にすることができます。
また色の種類も豊富なので、ご希望の色を再現しやすいのもメリットです。
角R付やテーパー加工した小口にも対応できます。
(2)インクジェットシートを巻き込む
ご希望の色で出力したインクジェットシートを小口まで巻き込んでしまう方法です。
アルミ複合板などの小口でもきれいにすることができます。
ただし角R付やテーパー加工した小口にはできません。
(3)表示板にカラーアクリルを使う
こちらは色をつけるというより、初めから色の付いているアクリルを使う方法です。
ご希望の色の近似色のアクリル板などがあれば、白色よりはかなり目立ちにくくなります。
またカラーアクリルの他に、透明アクリルを使うこともございます。
色味がないので、壁と同化し小口が悪目立ちしません。
表示面の印刷色も選ばないので、例えば木目調のサインにも違和感なくご使用いただけます。
4,まとめ
いかがでしたか?
今回は「小口(こぐち)」についてご紹介しました。
表示板のわずかな部分の小口ですが、ここが少し違うだけで大きく印象が変わります。
ご紹介した方法であれば小口が目立ちやすい突出サインも、うまく色味を合わすことができます。