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こんにちは!川口です。

だんだん暑くなってきましたね。

近畿も梅雨明けし、これから夏本番です!

今回は印刷の工程について、紹介していきます!

目次目次

  1. フジタの印刷工程
  2. ホワイト(白版)の印刷工程について
  3. 裏刷りについて
  4. まとめ

1,フジタの印刷工程

フジタではMAC部門で印刷のデータを製作した後、

印刷場で板の上に印刷を施していきます。

プレートの表示基盤の素材には、

アクリル、アルミ板、ステンレスの他、木製のタモ材や桂材など

様々な素材の板があります。

(素材別のプレートに関してはこちら)

基本、印刷の工程には3つの手順があり、

糊の役割を果たす「プライマ」、インクの乗りを良くする為の「ホワイト(白版)」、

最後にインクを載せる「カラー(色版)」の順番に板の上に乗せていきます。

スクリーンショット 2020-08-05 11.27.29

2,ホワイト(白版)の印刷工程について

2回目の工程のホワイトに関しましては、

白い素材の上に印刷を施す場合や、

元の素材の色と近い印刷色のインク(木製の素材に茶色のインクなど)、

黒インクの印刷にはこの工程は通しません。

アルミ板やステンレス板等の金属板や、

タモ材、桂材、ウォールナット板の木製の板に

様々な色を乗せる場合には、色の発色をより良くする為、

ホワイト(白版)の工程が必要になります。

スクリーンショット 2020-08-05 11.53.44

完成するとこのように印刷ができます!

以上、プライマ、ホワイト(白版)、カラー(色版)の印刷工程から、

MAC部門で印刷データを製作する際には

3種類のデータを製作していきます。

3,裏刷りについて

文房具にある定規は皆様ご存知のはず・・・!

定規をよくよく観察してみると、実は裏から印刷されているんです!

ガラスアクリル等の透過性のある素材では、裏から印刷を施すことで、

透明な素材感を活かしたプレートをつくることができます。

また、印字されている部分に傷がつきにくい、という

メリットもあります。

フジタの商品ではガラス調プレートの商品があり、

裏刷りをご希望される場合はご相談ください。

ガラス調プレートの場合、

素材のガラスアクリルに少し色がありますので、

「印刷の色をはっきり見せたい!」という場合は、

無色透明の素材のクリアアクリルに

変更をすることも可能です。

4,まとめ

いかがでしたでしょうか。

フジタの商品を見た時、「どのように印刷されているのだろう・・・?」と

興味を持ち、モノづくりの立場からフジタの商品にふれてみると、

このように印刷の工程手順があったことに驚きました!

フジタの商品はフジタのトップページ一覧の製品情報から

デジタルカタログで見ることができますので、

是非ご覧ください。
toiawase