こんにちは!川口です。
だんだん暑くなってきましたね。
近畿も梅雨明けし、これから夏本番です!
今回は印刷の工程について、紹介していきます!
目次
- フジタの印刷工程
- ホワイト(白版)の印刷工程について
- 裏刷りについて
- まとめ
1,フジタの印刷工程
フジタではMAC部門で印刷のデータを製作した後、
印刷場で板の上に印刷を施していきます。
プレートの表示基盤の素材には、
アクリル、アルミ板、ステンレスの他、木製のタモ材や桂材など
様々な素材の板があります。
(素材別のプレートに関してはこちら)
基本、印刷の工程には3つの手順があり、
糊の役割を果たす「プライマ」、インクの乗りを良くする為の「ホワイト(白版)」、
最後にインクを載せる「カラー(色版)」の順番に板の上に乗せていきます。
2,ホワイト(白版)の印刷工程について
2回目の工程のホワイトに関しましては、
白い素材の上に印刷を施す場合や、
元の素材の色と近い印刷色のインク(木製の素材に茶色のインクなど)、
黒インクの印刷にはこの工程は通しません。
アルミ板やステンレス板等の金属板や、
タモ材、桂材、ウォールナット板の木製の板に
様々な色を乗せる場合には、色の発色をより良くする為、
ホワイト(白版)の工程が必要になります。
完成するとこのように印刷ができます!
以上、プライマ、ホワイト(白版)、カラー(色版)の印刷工程から、
MAC部門で印刷データを製作する際には
3種類のデータを製作していきます。
3,裏刷りについて
文房具にある定規は皆様ご存知のはず・・・!
定規をよくよく観察してみると、実は裏から印刷されているんです!
ガラスアクリル等の透過性のある素材では、裏から印刷を施すことで、
透明な素材感を活かしたプレートをつくることができます。
また、印字されている部分に傷がつきにくい、という
メリットもあります。
フジタの商品ではガラス調プレートの商品があり、
裏刷りをご希望される場合はご相談ください。
ガラス調プレートの場合、
素材のガラスアクリルに少し色がありますので、
「印刷の色をはっきり見せたい!」という場合は、
無色透明の素材のクリアアクリルに
変更をすることも可能です。
4,まとめ
いかがでしたでしょうか。
フジタの商品を見た時、「どのように印刷されているのだろう・・・?」と
興味を持ち、モノづくりの立場からフジタの商品にふれてみると、
このように印刷の工程手順があったことに驚きました!
フジタの商品はフジタのトップページ一覧の製品情報から
デジタルカタログで見ることができますので、