高齢者福祉施設や老健施設への提案プランを記載したパンフレットをご紹介いたします。
目次
- 老健施設向けパンフレット作成の経緯
- 営業部が提案・構成
- こだわり
- レイアウト・見せ方
- 苦労した点
- 活用の仕方
- まとめ
1. 老健施設向けパンフレット作成の経緯
株式会社フジタでは、かねてより学校用室名札をはじめとした商品の開発を行っておりましたが、昨今の少子高齢化を受け、学校施設の新設が年々減少し、高齢者福祉施設や老健施設の新設が増加傾向にあります。
それに伴い福祉施設向けサインの需要が見込めるため、より良い商品の開発に力を入れていこうといった事業計画を立てました。
「少子高齢化社会の中、学校用室名札に加え新たな老健施設向けのより良いサインを開発することで販路を拡大する。」
その事業計画が認められ、『京都オスカー認定』を受賞しました。
こちらのブログ記事でも何度かご紹介していますよね♪
その計画の基、高齢者福祉施設や老健施設のサインをご提案するパンフレットの製作に至ります。
↓フジタHP 京都オスカー受賞紹介ページ
https://www.fujitanet.co.jp/oscar/
↓京都オスカーに関する記事
http://fujita3blog.wp.xdomain.jp/2015/12/17/post-1066/
http://fujita3blog.wp.xdomain.jp/2016/01/07/post-1068/
2. 営業部が提案・構成
フジタでは20年以上前から点字の製造方法で特許を取得するなど、福祉の分野にも力を注いでまいりました。
また、京都本社の営業が高齢者福祉施設へのサイン納入に数多く携わってきた為、
今回のパンフレット製作は本社営業部の人間が提案・構成をしました。
フジタの商品製作へのこだわりは、
安全性(衝撃を和らげるスプリング機能)
デザイン(フルオーダーにも対応)
やすらぎ(入居される方々の日常を穏やかに包み込む)
視認性(視認性を高める数々のアイデア)
素材(周囲の環境に合わせて選べる素材)
それらを兼ね備えたサインを作ることです。
そんなフジタのこだわりを兼ね備えたサインをご提案できるパンフレットを目指しました。
3. こだわり
パンフレットのこだわりは居室サインの豊富なバリエーションです。
毎日過ごされる空間をより快適に過ごせるように、
愛着を持っていただきたいという願いのもと たくさんのバリエーションを揃えました。
その中でもぬくもりを感じられる木素材を多くご提案しています。
いずれも名前のプレートは簡単に脱着が可能で、
お花のピクトや文字などの表示デザインも自由にオーダーしていただけます。
4. レイアウト・見せ方
このパンフレットでは商品を一覧にするのではなく、
素材ごとにプランを分けてご提案する形のレイアウトにしています。
施設に合わせた、統一感のあるサインが製作できることをイメージしていただく為です。
基本的に一施設に必要なメインのサインは、
・館名サイン
・案内板
・居室サイン
・平付サイン
・突出サイン
・ユニットサイン
の6点です。
今回はその6つの商品を5つのプランでご提案しました。
5.苦労した点
苦労した点は二つあります。
一つ目はパンフレットの顔である表紙を構成する際、
イメージしている表紙の写真がなくギリギリまで試行錯誤したことです。
そこで実際に商品を納めた現場まで撮影をしに行きました。
候補写真はこちら。
決定した表紙は、(A)になりました。
弊社のさくらピクトを使用したユニットサインを設置していただいている施設です。
苦労した点 二つ目は、実際商品を手に取らずとも 紙面でできる限り素材の温かみを伝えることです。
やわらかい木目であったり、
繊細な和紙素材を使用した商品が多いのでその質感が伝わるようにイラストだけでなく、
納入事例で写真を載せるなどの工夫をしました。
6. 活用の仕方
フジタでは基本的には代理店制度をとっておりますので、
営業をかけるルートとしては全国の設計事務所様に設計折り込みをしていただくことが主になります。
設計事務所様から見てもご納得していただけるよう、サインの設置位置を
実際の使用例をイメージしていただきやすいと思います。
また設計事務所様だけでなく、実際に商品を使用される法人様にも見ていただき、施設にあったサイン探しにご活用していただきたいと考えております。
7. まとめ
いかがでしたか?
時間をかけて試行錯誤して作り上げた今回のパンフレット。
お客様目線で分かり易い内容になっていると思います。
個人的にも鮮やかで見るとうきうきしてきます♪
これからもよりよい施設の普及にフジタのこだわりを持って貢献していきたいと思います。