今回の記事は印刷データの工夫についてですヾ(*’-‘*)
どんな仕事でも、効率や精度を上げようという努力を日々されていることと思います。
室名札づくりでは、印刷をするためのデータをデザイン部が毎日製作しています。
そのデータづくりをピックアップして、工夫している点についてお伝えします!
目次
◆ デザインから印刷へ
◆ 印刷データの作り方
◆ 伝わりやすくするための工夫
◆ まとめ
デザインから印刷へ
お客様から事務所に注文が入り、商品・表示内容のご指示をいただくと、
デザインの部署にその指示が回ります。
いただいたご指示に沿った商品、ピクト、字体等を確認して、印刷データを作っています。
ちなみに、先に原稿をお書きしている場合はデータを1から作る必要はなく、
原稿のデータを印刷データとして使用しています!
原稿がどういったものなのか、についてはコチラの記事をお読みください↓
http://fujita3blog.wp.xdomain.jp/2015/12/03/post-1063/
印刷データの作り方
室名札はモノによって厚みが違います。
フジタの起用しているUVダイレクト印刷はマシーンが左右に移動しながら、
インクを吹き付けて印刷を行うので、一度に印刷できるのは同じ厚みの商品のみになります!
商品の厚みも異なれば、サイズもいろいろです。より効率良く印刷を行うために「ゲージ」を製作しています。
このゲージを印刷機にセットして、
商品をゲージに合わせて置くことによって正確な位置に印刷することが可能です!
ゲージと同じサイズのデータに、室名札のデータをぴったり合わせて印刷用のデータを作っています。
上記以外にも様々なゲージがあり、商品や枚数に合わせて
「どのゲージで印刷データを作ればより効率良く印刷できるか」
を常に考えながらデータを製作しています!
伝わりやすくするめたの工夫
印刷用のデータを作るデザイン部署では、
お客様からのご指示を直接見ながらデータを作りますが、
印刷場では膨大な指示にすべて目を通して印刷することは難しいです。
そこで、印刷データを回す時にお客様の名前や出荷日、
注意点などをわかりやすいように記載しています。
例えば印刷に回すデータはこんな感じです!
- 同じアクリルの同じ5ミリの板でも「白マット」と「アイボリーマット」の
色の板を一緒に印刷する場合があります。
板を用意する時に間違えのないよう、大きく注意書きをしています。
- 同じゲージの中でも板の上下が違うものを一緒に印刷する場合があります。
これは、印刷の都合上横向けにしたほうが綺麗に、早く印刷出来る場合にとる方法です!
そういった場合も板を置く時に一目でわかるように工夫しています。
その他、別注商品の場合などは完成図や断面図を追加する場合もあります!
指示の形式にすべて決まりがあるわけではなく、印刷データを作る人それぞれが、
「どうすればもっと伝わりやすいか」を考えて工夫をしています♪
デザイン部の先輩やパートさんの作ったものです↑カラフルでわかりやすい!
まとめ
よく、仕事では「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が必要だ!と耳にします。
私はフジタに入社して、その必要性や重要性を日々実感します。
フジタでは、いくつもの部署や人を通して1つの商品を製作します。
その中のちょっとした声かけや気遣いで、伝達ミス等を防ぐことができると感じています。
どうすれば間違えなく、よりスムーズに仕事ができるか。
良い商品作り、会社づくりに繋げていけるよう、工夫をし続けていきたいです。