現調アイ

今回は「現調」についての記事です!
目次目次

◆ 現調とは?

◆ 現地調査

◆ 資料づくり

◆ 商品製作

◆ まとめ

現調とは?

初めて耳にした時は聞き慣れない言葉だったため、「幻聴」かと思いました(恥)
「現調」は省略語で「現地(現場)調達」「現地(現場)調整」「現地(現場)調査」等の意味です!
今回ご紹介するのはその中の「現地調査」についてです(* ̄O ̄)ノ

現地調査

現地調査とは?
現地・現場へ行って状況を調べること。
数ヶ月前、部長と初めて現調へ行ってきました!
京都のとある病院で、数十年前にフジタの商品を納めた現場です。新棟が建設されたために、
新棟への誘導サインや、長く使用していて取り替えの必要なものがあるということでした。
まずはサインの状況を確認し、修復や付け替えの必要なものをチェックするために現調へ行きました。
府立医大.チェック
このように病院の8階から地下まで歩きながら平面図内に、気になる箇所にメモをしておきます!
同時に、見返した時にわかりやすいよう写真を撮影しました。
大きな病院の中を一通り歩き回り、部長も私も終わった時にはヘロヘロでした…笑

資料づくり

次に持ち帰った写真と平面図を元に、サインの問題点を資料としてまとめました。
こんな資料です↓
府立医大資料
まとめた資料を担当者の方に見せながら、「どこを改善するか」を話し合います。
部屋の配置をすべて理解しているわけではないので、どう改善するとより便利になるかを知るために、
先方とのすり合せが重要です。また、優先順位や予算などの事情もあるので、何度も現場に足を運んだり、
電話での打ち合わせを行いました。

商品製作

どの商品を作るかが決定すると、より既存の商品に近いものを製作するために、
スケールや色見本、シートの見本帳などを持参し、既存の商品の品番などを調べます。
そして商品のお見積もりを出し、寸法板の種類印刷色等を確認した後に原稿を製作します。
原稿に承認が出ると、商品製作にかかります。今回は既存の印刷色により近いものにするために、
試し印刷を何度か行い、その中でも一番近い色で印刷をして製作しました。
そして、現場で取り付ければ完了です!

まとめ

現調最後
今回、現調に行ったことで色んな発見がありました!
まず1つめに、普段は現場に足を運ぶ機会がないので、
実際に商品がついているところを自分の目で見る事はとても新鮮でした。
そして現状の問題点を探すことで、より良いサインを提案するための良い経験となりました。
2つめに、20年以上この業界で働いている上司と現調へ行けた事も良い経験でした。
サインに対する視点や考え方を聞くことで、サインへの関心もより高まったように思います。

最後に、老朽化したサインが新しく付け替えられた喜びを味わえた事は、大きなやりがいに繋がりました。
今後も機会があれば、現場へ行きたいです。

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