フジタではオリジナルの室名札・サインを販売しており、当然ながら、その取扱い方法も独自のものです。
基本は受け金具をビス止めしていただく仕様であることに変わりはないのですが、その取付をサポートするために、商品によって、あらかじめ付属品をお送りする場合があります。
今回は、フジタ商品に付属する代表的な3点をご紹介します!
目次
- 取り付けに欠かせないもの3選
- ビスはなぜついていないの?
- まとめ
1,取り付けに欠かせないもの3選
①吸盤
以前の記事で「ケンドン式」という脱着方法についてご紹介した際に、使用方法をご紹介しています。
この「ケンドン式」の表示方法の他にも、マグネット付の表示板をはめ込んだ商品や、表示部分が透明で間に紙をはさみこむものなどに使用します。
ご使用の際は、ピクトが表示されている部分を避けて、表示板の隅に吸着させるのがポイントです!
表示のある部分に吸着させると、印刷等のハガレの原因になりますのでご注意ください。
室名札の発注枚数によって適宜同梱しておりますが、まとまった数をご入用の場合は、別途販売もしております。
②アシストカード
案内板など、複数の表示板が連なっている場合に用います。
使い方は表示シールの通りですが、拡大すると…
左から
①外したい表示基盤の下の目地にカードをまっすぐ差し込み
②カードを押し下げます(てこの原理)
③上部に手を添えて…
④基盤を抑えながらカードを抜き取ると、カードが外れます
素手での着脱は大変ですが。これを使えば簡単に取り外せます。まさに名の通り!
また、このアシストカードには、フジタの社名が入っていないものもありますので、ご入用の際はお問い合わせくださいませ。
③取り付けゲージ
(出荷前のため、養生が付いています)
フジタの階数表示です。
例えばこのような切りピクトを取り付ける際、切り抜いた型を一緒にお出ししています。
これをゲージ(取り付け基準)として、本体または捨て板をはめ込み、施工します。
←捨て板をはめ込んだところ
ゲージの形と外寸は全て統一されているため、表示の形が異なっても、水平に取り付けたり、高さの調整を行ったりすることに手間どることがありません。
2,ビスはなぜついていないの?
・・・とよく聞かれます(笑)
ビスをお付けしていない最大の理由は、取り付けられる壁面の素材・状態によって、使用するビスが異なるからです。
ただし、カタログ巻末の取り付け方法のページに推奨ビスを掲載しております。
ビスについてご紹介しているブログがこちら!
また、同じ「取り付け用具」でも施工用の捨板は別途販売となりますので、ご注意ください。
なお、説明書等も同梱はございませんが、上記取り付け方法のページや、商品取付動画もご参照くださいませ!
3,まとめ
今までも「室名札・サインは工事の最後にご発注になることが多い」とお話したことがありますが、フジタでは、「1枚からのご発注にも対応」し、「短納期でお届けする」ということに力を入れています。
その上で、オリジナルの商品を「使いやすいように」「届いてすぐに使えるように」、このように必要な備品を付属しています。
基本的には商品も使用法もシンプルですが、疑問やお困りの点があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ☆