こんにちは!京都本社の今井です。
今回の知恵袋では、「階数表示サイン」についてご紹介します。
階数表示とは、施設の階段の付近に設置されている「その場所が建物の何階なのか」を示すサインです。
階段のはじまりに付けて、その階の階数を示す各階タイプと、
階段の踊り場に付けて、その場が何階から何階への踊り場なのかを示す、踊り場タイプの2種類があります。
階数表示サインは階数を示すサインを指すので、特別決まった仕様がある訳ではありませんが、
今回はフジタの総合カタログでカテゴライズされている階数表示サインとして、4種類の商品をご紹介いたします。
- 階数表示サイン4種類ご紹介
- 階数表示サイン、ここがポイント!
- まとめ
1,階数表示サイン4種類ご紹介
まず、総合カタログvol.17,74ページの階数表示サイン、4種類の商品をご紹介します。
1,蓄光プレート:TLプレート
こちらはフジタの商品のなかでは唯一の、蓄光するサインになります。
蓄光とは、「光 ( 電磁波 )(例: 可視光 や UV 光など)を蓄えて、光照射を止めても発光する物質の性状」(wikipediaから引用)という意味。
アクリル板に蓄光シートを貼っているので、暗闇でもぼんやり光る仕様になっています。
夜間や緊急時の暗闇での避難誘導に役立ちます。
ただし、こちらのTLプレートは消防認定品ではありませんので、ご購入の際はご注意ください。(消防認定についてはこちらの記事をチェック→「消防認定品」とはどんなもの? )
2,AK型:AKプレート
ダークグレーのマットアクリルを数字のかたちに切った、切り文字のサインです。
取付方法は捨板施工、本体と一緒に同じ数字のかたちの捨板を同梱いたします。
このブログの表紙の写真は実際のAK踊り場(右上がり)の捨板です。(養生が施された状態です)
3,FR型:FRプレート
樹脂のフレームに、ステンレスの表示板をはめた階数表示サインです。
ちなみにフレームは、シンプルピクトサイン:FRプレートの樹脂フレーム(ブラウン)と同じものになります。
4,FKR型:FKRプレート
フジタ商品のSUSフレームプレート:FKプレート正面型のステンレスフレームに、ダークグレーのアクリルマットの表示板を差し込んだ商品です。
表示板がダークグレーですので、印刷のご指示が無い場合は白になります。
2,階数表示、ここがポイント!
ここまで4種類の階数表示をご紹介しました。
最後に、これらの商品をご購入頂く際のポイントをまとめます。
1,踊り場は「右上がり」・「左上がり」の2種類!
踊り場を示す階数表示は、同じ「1階から2階」でも、「右上がり」(上階の数字が右上)と「左上がり」(上階の数字が左上)の2種類があります。
どちらを設置するかは、階段が続いている方向によって変わります。(螺旋階段として、右巻きor左巻きのどちらかで変わるとイメージして頂くと分かりやすいでしょうか)
ご注文の際は、向きのご指示をお願いいたします。
2,規格書体は「タイムズニューローマンBイタリック」
カタログ74ページの階数表示の規格書体は「タイムズニューローマンBイタリック」です。階数表示サインのカタログに掲載されている書体ですね。
階数表示サインの規格書体は、通常の規格書体「スーラDB」の丸ゴシックとは異なりますので、ご注意ください。
もちろん、タイムズニューローマンBイタリック以外の文字でも製作可能ですので、都度ご相談ください。
3,まとめ
今回は、フジタの代表的な階数表示サインをご紹介しました。
ご紹介した商品以外の商品でも、踊り場や各階の数字を印刷することはもちろん可能です。
ご希望の仕様がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
階数表示サインについての過去関連記事はこちら→階数表示の基礎知識