こんにちは!光宗です。
今回はフォントについて、UDフォントについて詳しくご紹介致します!
目次
- フジタの基準フォント
- UDフォントとは?
- 他のフォントとの違い
- UDフォントの使用例
- まとめ
1,フジタの基準フォント
まずはじめにフジタの標準書体をご紹介します!
フジタで一番よく使用される基準となるフォントは、
「スーラDB(丸ゴシック)」「新ゴM(角ゴシック)」「HG明朝E(明朝体)」の3種類です。
この3種類のフォントから選んでご注文いただくと、弊社カタログでのS価格でご対応できます。
他にもカタログには9種類のピクトを掲載中です。
S価格のものと価格は変わりますが、上記のピクトでの製作が可能です!
また、カタログに掲載している以外のフォントでも弊社で所持しているフォントでしたら
製作が可能ですので、ご希望のフォントがある場合はお問い合わせくださいませ。
(価格に関しても詳しくはお問い合わせください)
フォントに関する詳しい説明は、こちらの記事をご覧ください↓
2,UDフォントとは?
ここから本題になりますが、UDフォントという言葉を聞いた事がありますでしょうか?
UDとは「ユニバーサルデザイン」の事で、このブログでも何度かご紹介しましたように、
できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする考え方です。
UDフォントとは?
年齢・性別や障害などに関係なく、できるだけ多くの人々が理解しやすいように作られたフォントのこと。
ユニバーサルデザインに関する記事は、こちらの記事をご覧ください↓
3,他のフォントとの違い
次にUDフォントと、UDでないフォントの違いをご紹介します。
UDフォントとUDでないフォントを並べてみました!
上が新丸ゴシック体、下がUD新丸ゴシック体です。
重ねてみるとよくわかりますが濁点部分や、文字のあきに違いがあります。
文字が大きければ読み取りに大差はないかもしれませんが、
商品裏の注意書きなど小さい文字になると文字ができるだけ切り離され、
空間があいているほうが読み取りやすいくなります。
読みやすく、読み間違えをしないような工夫が施されています。
小さな文字でも見やすいよう、また見やすさだけでなく美しさも配慮して作られたフォントです。
【UDフォントを作られている会社様】
株式会社 モリサワ様
http://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/
株式会社 イワタ様
http://www.iwatafont.co.jp/ud/
4,UDフォントの使用例
誰にとっても伝わりやすい事を意識したUDフォントが、より適した使用例をご紹介します。
- 電化製品、製品の取扱説明書
- 交通標識、看板
- 公共施設の手続き用紙、案内表示
- 携帯電話、カーナビ、地図
- 薬品、食品類の使用、服用説明書
- 金融、保険の書類、通帳
- 新聞、雑誌等
上記が特にUDフォントが適しているとされるものです。
誰もが手にする可能性があり、内容の伝達が重要視されるものばかりですね。
早いものですと2006年頃から発表されているフォントですので、
すでに身の回りにもUDフォントを採用した商品があるかもしれません!
5,まとめ
いかがでしたでしょうか?
誰にとってもわかりやすいフォントが身の回りに増える事で、
より便利な環境づくりができるのではないでしょうか。
ここ1年ほどでお問い合わせやご注文をいただく機会が増えてきました。
フジタでは数種類のUDフォントをご用意しておりますので、
ご要望の方は是非一度、お問い合わせくださいませ!