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フジタではおなじみの印刷方法である【 UV印刷 】。

実は【 UV印刷 】は、カタログにも“UV印刷は屋内専用です”と記載されているとおり、
完全屋内専用の印刷方法になります!!

「なんで屋内専用なの?」
「実際に屋外に取付けた場合どうなっちゃうの?」と思う方も多いはず。

実際、UV印刷仕様の商品を屋外で使用したために、
「サインに不具合が起きてしまった!」という連絡をいただくこともあります。

なので今回はUV印刷の紹介と共に
【 UV印刷を屋外で使用するとどうなるか? 】に焦点を当ててご紹介したいと思います!

 

目次目次

  1. UV印刷とは
  2. 屋外で使用した場合
  3. まとめ

1. UV印刷とは

知恵袋ブログでは散々ご紹介しているUV印刷ですが、
今回もざっくりとご紹介させていただきます。

UV

UV印刷は、UV光(紫外線)照射によって瞬時にインクを定着させる印刷方法です。

シルクスクリーン印刷とは違う印刷方法のため「多色印刷・グラデーション印刷」が可能です。

ただし、ではインクが剥がれてしまうことがあります。

表示基盤の歪みなどにより、基板とインクのわずかな隙間が原因でインクが剥がれたり、
その隙間に雨水が入るなどすることが原因として考えられています。

それ以外にも、雨・水・アルコール・強い蒸気が頻繁に当たる場所などに
UV印刷仕様の製品を設置するのは、インクの剥がれ・ヨレなどに繋がるので注意が必要です。
さらなる詳細は
これからは環境に優しいエコ印刷!UV印刷の基礎知識 】
フジタがUV印刷をお勧めする理由 】
の記事をご覧くださいませ!

 

2. 屋外で使用した場合

それでは、実際に屋外でUV印刷仕様の製品を使うとどうなるのか、
イラストを交えて紹介していきます!

 

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左が元のイメージ。
右側が外的な要因でダメージを受けてしまった・基板の歪みによってインクが剥がれてしまった際のイメージ図です。

特に、アクリル板は温度変化で伸び縮みするため、表示基盤の歪みが発生しやすいです。
そういった歪み+雨風や日光など様々な要因によってダメージを受けてしまうと、
サインの設置箇所によっては1年もたたずに右図のような状態になってしまう事も。

そのほか、屋外内かかわらず日光が強く・常時当たる場所へのサインの設置は
なるべく避けて頂くように注意喚起させて頂いております。

 

インクジェットシートやカッティングシートでも、
赤などは色が抜けやすかったりしますよね。
それと同様で、状況によっては印刷の不具合は避けられないことが多々ございます。
そのようなことが頻繁に起こらないよう、弊社ではUV印刷は屋内専用!と謳わせて頂いております。

 

それでも、
「どうしても屋外での使用になってしまう」という皆様は、
こちらの記事もご確認くださいませ!
そのサイン、耐久性は大丈夫? 屋外で使用可能なサイン

 

 

3. まとめ

いかがでしたでしょうか。

新品のサインがすぐに使えなくなってしまうと、お客様も私たちも悲しいです…。

この記事をきっかけに、UV印刷のサインが屋外で使用されることが
少しでも減ると良いな、と思います。

 

toiawase