株式会社フジタの京都本社では会社見学会を随時受け付けております。
そこで、このサインの知恵袋上でも会社見学を体験していただこう!と、実際にご紹介している各部門の業務内容や作業風景をお届けいたします。
今回は原稿部門の業務なかでもカッティングシートの製作にピックアップしてご紹介いたします。
目次
- カッティングシートについてご紹介
- カッティングシートの製作過程
- 使用している機材をご紹介
- まとめ
1,カッティングシートについてご紹介
まずは、カッティングシートについてご紹介いたします。
カッティングシートとは、一般的に塩化ビニール製の薄いシートであり、裏に粘着剤がついたシール状のものを指します。「カッティングフィルム」や「マーキングフィルム」と呼ばれることもあります。
わかりやすく言いますと、文字の形に切り抜いたシールのようなものです。
カッティングシートでの表示は、屋内専用の表示方法であるUV印刷の代わりに、屋外・半屋外に設置するサインの表示方法として提案させて頂くことが多いです。
※フジタの商品は基本屋内用になりますので、屋外で使用されたい際はご相談ください。
過去の知恵袋にもカッティングシートについて扱っている記事がございます。ぜひご覧ください。
2,カッティングシートの製作過程
続いてフジタでのカッティングシートの製作過程についてご紹介します。
①イラストレーターでカットしたい文字のデータを作成!
原稿部門のスタッフが、Adobe Illustrator (アドビ イラストレーター)というソフトにて、作りたい文字のデータを作成します。
②カッティングマシンに作成したデータを送り、シートをカット!
京都本社にあるカッティングマシンでシートをカットします。
③カットしたシートの余分な部分を剥いて完成!
カッティングマシンでカットしたシートはそれで完成ではありません。文字の他の不要な部分を取り除く必要があるため、1つ1つ手作業で文字以外の余分な部分を取り除きます。この作業のことをフジタでは「カッティングシートを剥く」と呼んでいます。
必要な文字の部分を傷つけないように注意が必要な、とても繊細な作業です...!
3,使用している機材をご紹介
最後にカッティングシートを切る機械をご紹介します。
こちらの写真がシートをカットするマシン「CG130FX-Ⅱ」です。
裏面に粘着のついたシートをマシーンにかけ、データを送る事でデータ通りのピクトや文字がカットができます。シートの種類によってカットする刃やスピードを調整しています。
4,まとめ
今回はカッティングシートの製作についてご紹介しました。
規格品の表示方法をカッティングシート貼りに変更するほか、カッティングシート単体でのご購入も可能です。シートに関するご質問もお気軽にお問い合わせください!