今回はAIGAピクトの紹介をします。
個人的には、丸みがあって好きなサインです^^
下記JISの記事とISOの記事の続きとなります!
JISの記事
https://www.fujitanet.co.jp/chiebukuro/4805
目次
◆ AIGAピクトとは?
◆ AIGAピクトの特徴
◆ AIGAピクトの種類
◆ まとめ
AIGAピクトとは?
AIGA(あいが)とは、American Institute of Graphic Artsの略で、そのままなのですが…アメリカ・グラフィック・アーツ協会という意味です。AIGAのピクトは、この団体が作ったピクトということです。
AIGAの考え方は下記です!
英語を訳したので、多少の解釈違いがありましたら申し訳ありません(^^;)
AIGAでは、公共部門で効果的な情報デザインの意識を高める取り組みを行っています。この取り組みは、選挙制度、社会保障、メディケア、移民、税制、国勢調査や電子などの国家立法の改革の進歩に不可欠な部分をデザインすることを目的としています。
目標は、効果的な情報デザインの意識を高めることだけでなく、デザイナーがデザインを統一することを通し、そのことが意味のある貢献になることを実証し、方針の際に議論の一部になることを示すことです。連邦、州および地方政府のデザインの品質を向上させることで、AIGAの取り組みは、公共や民間の両方の事例を増やし、民主主義を向上させるための手段となるでしょう。
最後日本語がおかしくなってしまいすみません…
AIGAは、ピクトのデザインを統一することで情報格差をなくし、多くの場面で平等に情報が得られる為の取り組みをしているということでしょうか!
確かに、アメリカらしい取り組みなのかもしれませんね!アメリカには多くの国の方がいますので、言葉が通じなくても同じ様に情報が得られることは重要になってくるということですね。
http://www.aiga.org/aiga-design-policy-advocacy/
AIGAピクトの特徴
AIGAの男女マークは丸いフォルムをしています。女性マークはJIS規格に比べてクビレがないですね!
AIGAの他のピクトは次の項目にて!
AIGAピクトの種類
AIGAのピクトは、下記を含めて50種類あります。
建物でよく使われるピクトのみ抜粋しています。
他にもいろいろあるのですが、気になったピクトをご紹介致します。
Nursery(幼児用設備)
まず一つ目は、Nurseryと呼ばれるピクト。幼児用設備のピクトです!
JISでも同じようなマークがあります。建物での利用方法としては、トイレでのベビーチェアやベビーベッドなど幼児用の設備が整っているところに使います。
information(情報コーナー)
JISの規格では、「Question&answer案内所」と同じ「?」マークを利用しています。ちなみに、JISだと情報コーナーは「i」を利用しています。意味が変わってきますのでお気をつけ下さい。
Bar(バー)
バ…バーですと!公共施設を多く納入している弊社では見かけることのないピクトです。こういったオシャレな施設のサインもあるようです。ちなみにJISにはありません;
ticketpurchase(チケット売り場)
私はこのピクトを見た瞬間「あれ?」と思いました。
似たようなピクトがJIS規格にあります。それが下のピクト!
JIS規格では紙を持っていないもので「受付」としています。
ある意味どちらも受付として機能するのかもしれませんが若干意味合いが変わってしまうようですね!
ピクトは種類によって似ていても若干違う解釈をしているものがあります。
文化の違いやピクトができる背景に影響しているのでしょう。ピクトを利用する時には、どういった解釈をされるピクトなのか理解した上で利用するようにしましょう。
まとめ
どの種類のピクトも一番よく使われるのはトイレマークです。私自身原稿でトイレマークばかり扱っていたので、トイレ以外に利用されるピクトがどのように解釈されているのか詳しく知りませんでした。今後注意してみていきたいと思います。
どのピクトを使おうか迷った時は、いろんなピクトを比較し、その施設を誰が利用するのかを考えながら決めていく必要がありそうですね!